【F1】角田裕毅にレジェンドのヒル氏がアストンマーティン移籍を猛プッシュ「電話する」
F1のRBに所属する角田裕毅(24)に対して、レジェンドのデーモン・ヒル氏(63)がアストンマーティン移籍を猛プッシュした。
角田はレッドブルへの昇格が難しくなっており、ヒル氏はアストンマーティンへの移籍を提案している。
ヒル氏によると、角田がホンダと組むためにはアストンマーティンへの移籍が最善策とされている。
F1のRBに所属する角田裕毅(24)に対して、レジェンドのデーモン・ヒル氏(63)がアストンマーティン移籍を猛プッシュした。
角田は親チームにあたるレッドブルのセルジオ・ペレスが大不振に陥ったことで緊急昇格の有力候補に挙がったが、結局レッドブルはペレスの続投を決定。角田の当面の昇格は消滅した。
将来的にも角田のレッドブル入りの可能性は低いとの観測が出ており、そうした状況に失望している一人がヒル氏だ。
米誌「スポーツイラストレーテッド」は、ポッドキャスト番組「F1ネーション」に出演したヒル氏の見解を報道。かねて角田の実力を高く評価するヒル氏は「彼のパフォーマンスはますます強くなっている。それには疑いの余地はない」と成長ぶりを絶賛。レッドブルグループで角田は不当な扱いを受けているとして「彼に第二の人生を与えた」と今後は同グルーブから退団して移籍の道を探るべきだと主張した。
そして、具体案を提示。「もし私が彼だったら、アストンマーティンに電話するだろう。なぜなら彼は日本人だし、ホンダが来る予定だからだ」とプッシュした。アストンマーティンは2026年からホンダとコンビを組むため、将来的な移籍がかねて噂されている。アストンマーティンはフェルナンド・アロンソ、ランス・ストロールと複数年契約を結んだばかりで現状シートに空きはないが、2人も今後のパフォーマンス次第では地位が安泰がどうかは分からない。将来を見据えて、今からアピールしておく必要があるというわけだ。
角田が目標とする日本人初優勝、そしてタイトル獲得へ向けては、やはりホンダと組むことを見据えてアストンマーティン移籍を狙うのが最善策なのだろうか。