「日本の声援エグい」フランス会場で鳴り響いた日本語の”ニッポン・コール”に五輪解説者は感動。惜敗後は涙声で労い「全員が輝いていた」【パリ五輪】

AI要約

パリ五輪の男子バレーボール準々決勝で日本代表はイタリアに逆転負け、48年ぶりのベスト4進出を逃す激戦が繰り広げられた。

フランスの会場では日本代表に対する強烈な応援が行われ、元日本代表の福澤達哉氏も感動を覚えるほどの熱気が漂っていた。

福澤氏は涙声で「あと1点が欲しかったですけど、これがオリンピック。彼らの経験がチームをより強くするだろう」と選手たちに労いの言葉を送った。

「日本の声援エグい」フランス会場で鳴り響いた日本語の”ニッポン・コール”に五輪解説者は感動。惜敗後は涙声で労い「全員が輝いていた」【パリ五輪】

 現地8月5日、パリ五輪の男子バレーボールは準々決勝が行なわれ、世界ランク6位の日本代表は同2位のイタリア代表と対戦し、2対3(25-20、25-23、25-27、24-26、15-17)で逆転負けを喫した。フルセットにもつれる熱戦を繰り広げるも、あと1点が遠かった。

 48年ぶりのベスト4進出に向け、負けたられない一戦。フランスの会場では、日本語で「ニッポン・コール」が鳴り響いた。日本が得点するたびに大歓声が上がり、日の丸が揺れた。また、観客席には殿様のような仮装をしたファンもおり、日本の選手たちにエールを送った。この光景にテレビ中継で解説を務めていた元日本代表の福澤達哉氏も即反応。「会場がニッポン・コールですね。これは選手たちを後押ししてくれます」と感動していた。

 

 バレーボール中継を見ていた視聴者も、会場の異様な熱気に反応。「日本のホームみたいな雰囲気」「日本への声援エグくない?フランスで試合やってるのか錯覚する」「同じヨーロッパのイタリアに負けない声援」などなど、注目を注いでいた。

 目標だった52年ぶりの金メダル奪還の目標が潰えてしまった日本。あと一歩及ばず惜敗したあと、福澤氏は「本当に日本とイタリアも、お互いの意地と意地をぶつけた素晴らしいバレーボールを見せてくれた。あと1点…あと1点が欲しかったですけど…これがオリンピックですよね」と涙声になりながら、「間違いないメダルが取れるチームだったと思います。この経験が彼らを強くしてくれます。全員が輝いていました」と敗れた選手たちに熱い労いの言葉を送った。

構成●THE DIGEST編集部