銅メダルの松山英樹「嬉しい反面、悔しい」 49位の中島啓太「今後の経験値になった」

AI要約

松山英樹がパリ五輪の男子ゴルフ競技で銅メダルを獲得し、雪辱を果たした。彼は金メダルのチャンスがあったが、銅メダルでも嬉しいと語った。一方、中島啓太は初出場で悔しい49位タイだったが、トップ選手たちの中でプレーした経験が貴重だった。

銅メダルの松山英樹「嬉しい反面、悔しい」 49位の中島啓太「今後の経験値になった」

 松山英樹がパリ五輪の男子ゴルフ競技(フランス/ル・ゴルフ・ナショナル)で銅メダルを獲得。前回の東京五輪ではプレーオフの末にメダルを逃しただけに、その雪辱を果した。

 インタビューでは「残り3ホールまで金メダルのチャンスがあったので、金を獲れなくて悔しいですが、銅メダルでもすごく嬉しいです」と率直に答え、メダルをかけてもらった瞬間は「隣に金メダルを掛けている人(スコッティ・シェフラー)がいるので、嬉しい反面、悔しいような気持ち」だったという。それでも「これ(銅メダル)を持っていることによって、すごく変わる部分もあると思うので良かった」とその重みを噛み締めた。

 一方、初出場で49位タイだった中島啓太は「結果が求められる大会で、パフォーマンスが出せなくて悔しいですが、一打一打集中して後悔なくプレーしたので出し切ったと思います。世界のトップレベルの選手がプレーしていますし、皆が国を背負って強い気持ちでプレーしている中で、自分も同じ環境にいられたので今後の経験値になりました」と話した。