大谷翔平は4打数無安打 メジャーデビューの地、最後の試合飾れず

AI要約

大谷翔平が4試合ぶりの無安打で打率は下がったものの、2位を守った。アスレチックス戦はメジャー・デビューの地で最後の試合となった。

大谷は相手先発ビドに2三振を喫し、救援陣の支えもあり、3-2で勝利。日本選手初の「30-30」到達も達成。

現在のペースでいけば、大谷は45本塁打、45盗塁を記録する可能性もある。ナ・リーグ西地区で首位に立つが、迫る2位チームもある。

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平は4日、オークランドでのアスレチックス戦に「1番・指名打者」で出場。4打数無安打、2三振で無安打は3試合ぶり。打率は3割6厘に下がったが、2位アラエス(パドレス)も無安打に終わり、2厘差で1位を守った。本塁打は33本で2位オズーナ(ブレーブス)は1本差の32本。打点は79で2位、1位のオズーナとは7点差。

大谷にとってオークランドはメジャー・デビューの地、2018年3月29日は初先発初安打、4月1日には初登板初勝利を挙げた。アスレチックスは来季からサクラメントにスタジアムを移すため、思い出のある場所で最後の試合となった。

相手先発は2年目右腕ビド。一回先頭の第1打席はフォーシームに見逃し三振。二回1死一塁の第2打席はチェンジアップに左飛。五回先頭の第3打席はスライダーに右飛。2番手右腕オタネスに代わった七回1死走者なしの第4打席はスライダーに空振り三振。

前日の試合で、自身初の1試合3盗塁をマークし、日本選手初の「30-30(30本塁打、30盗塁)」に到達した。108試合での達成はメジャー史上3位タイ、ドジャースでは3人目、4度目。現在のペースで行くと48本塁打、45盗塁となり、史上初の「45-45」も夢ではない。

試合は救援陣が無失点に抑え、3-2で勝った。ナ・リーグ西地区で首位に立つが、2位ダイヤモンドバックス、パドレスに4・5ゲーム差に迫られている。