ドジャース大谷翔平、思い出のオークランド最終戦で第3打席までノーヒット

AI要約

大谷翔平投手がドジャースのDHとしてアスレチックスとの試合に出場。初回や5回に打席に立ち、3つの打席で結果を残せなかった。

前日の試合では3盗塁を決め、今季31盗塁を達成。30本塁打30盗塁を達成し、史上3人目の偉業を達成した。

アスレチックスとの最終戦で、大谷はエンゼルス時代の思い出と初勝利を挙げた球場でプレーした。

ドジャース大谷翔平、思い出のオークランド最終戦で第3打席までノーヒット

◆米大リーグ アスレチックス―ドジャース(4日、米カリフォルニア州オークランド=オークランドコロシアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が4日(日本時間5日)、敵地・アスレチックス戦に「1番・DH」で出場した。

 相手先発は2年目右腕のビド。スリークオーターから早いテンポで投げ込んでくるタイプで初回の第1打席では、カウント2―2から外角低めギリギリに94・4マイル(約152キロ)の直球を投げ込まれて手が出ず、見逃し三振に倒れた。2回1死一塁の第2打席は左飛だった。3-2で迎えた5回先頭での第3打席は泳がされながら右翼線へ打ち上げたが、伸びず右飛に倒れた。

 ドジャース先発はルーキーの右腕ライアン。デビュー2戦目となった7月28日の敵地アストロズ戦では6回途中2安打1失点と好投し、キャリア初勝利を挙げている。

 前日の対アスレチックス第2戦で大谷は足で魅せた。自身初の3盗塁をマークし、今季31盗塁とした。すでに33本塁打を放っており、日本選手初の「30本塁打、30盗塁」を達成した。DHとしても初で、ド軍ではR・モンデシー(97、99年)、M・ケンプ(2011年)に次いで3人目(4度目)の偉業を達成した。

 出場108試合での達成はMLB史上3位タイのスピード。このペースで本塁打と盗塁を重ねれば、メジャー史上5人しかいない「40―40」は十分に可能。前人未到の「45―45」もターゲットにとらえる。

 この日が敵地でのアスレチックス最終戦。同球場ではエンゼルスでMLBに挑戦した18年にMLBデビューし、投手としても初勝利を挙げた思い出深い場所でもある。