大谷翔平 3試合ぶりのノーヒット、今季で最後のオークランドで快音響かず 思い出の詰まった球場に別れ

AI要約

大谷翔平はアスレチックス戦で4打数無安打に終わり、ノーヒットの試合となった。

アスレチックスがラスベガス移転を発表し、オークランド・コロシアムでの大谷の思い出が詰まった球場での最後の試合となった。

首位打者争いにおいて、大谷は現時点で首位をキープしている。

大谷翔平 3試合ぶりのノーヒット、今季で最後のオークランドで快音響かず  思い出の詰まった球場に別れ

■MLB アスレチックス 2ー3 ドジャース(日本時間5日、カリフォルニア州オークランド、オークランド・コロシアム)

ドジャースの大谷翔平(30)は敵地でのアスレチックス戦で「1番・DH」で出場し、オークランド・コロシアムでの最後の試合は4打数無安打で打率は.306。3試合ぶりのノーヒットに終わった。

アスレチックスがラスベガス移転を正式発表し、今季でオークランド・コロシアムは最後、大谷にとってこの球場はメジャー初出場、初安打、初登板、そして、メジャー通算100号と敵地ながら思い出の詰まった球場。前日4日には日本人選手初となる“30本塁打・30盗塁”をマーク、さらにメジャー初となる1試合3盗塁も記録した。

オークランド・コロシアムでの試合も大谷はこの日が最後、1回第1打席、アスレチックスの先発はO.ビドー(28)と対戦。大谷は昨季、1度だけ対戦し、1打数無安打1三振。カウント2-2と追い込まれると5球目、外角低め94マイル(151キロ)に見逃し三振。

しかし、ドジャースは2死一、二塁から5番・K.ヘルナンデス(32)が左中間へ先制となる2点タイムリーと先手をとった。その裏、先発のR.ライアン(25)が2死一塁からB.ルーカー(29)に28号ツーランを浴びて2対2。ライアンはメジャー初の被本塁打となった。

2回、1死一塁で迎えた第2打席、カウント0-2と追い込まれ外角低め90マイル(145キロ)のチェンジアップに体勢を崩されてレフトフライ。

なかなかデータのすくないビドーに苦戦している大谷、3対1と1点リードで迎えた5回、先頭打者での第3打席、カウント2-2から外角低め85マイル(137キロ)のスライダーを上手くバットに乗せるがライトへのライナー。ここまでチェンジアップ、スライダーと変化球にタイミングが合っていない。

7回の第4打席、アスレチックス2人目、M.オタメス(27)と対戦。カウント1-0から内角低めのスライダーを2連続で空振り、そして、フルカウントからまたも内角低めのスライダーを空振りして三振に打ち取られた。

大谷はオークランド・コロシアムでの最後の試合は4打数無安打で打率は.306。3試合ぶりのノーヒットに終わった。首位打者争いをしているパドレスのL.アライズ(27)は現在、ロッキーズ戦に出場し、4打数無安打で打率は.304で、大谷は首位打者をキープしている。