永野、完璧なリザーブ役 フェンシング〔五輪〕

AI要約

永野はリザーブからの出場で完璧な仕事を果たし、勝利に貢献した。

出場機会に恵まれない過去もあったが、自信を持ち続けて挑戦し続けた永野は、5連続得点を奪い無失点でチームに勝利をもたらす。

過去の経験を活かし、信念を持って挑んだ永野は、自分のフェンシングを信じて走り続け、結果を出すことができた。

 リザーブに入っていた永野が完璧な仕事をやってのけた。

 3試合目で初めて出番が回ってきたのが、1点リードの終盤。8番手として投入された。「勘弁してくれ」と思ったそうだが、「とにかく足の動きだけは止めないように、無我夢中だった」。相手に1点も与えず5連続得点を奪う最高の結果で、アンカーの飯村にバトンをつないだ。

 前回の東京五輪でも団体のリザーブ。出場機会に恵まれなくても、「自分のフェンシングは間違っていないという自信だけはあった」と振り返る。「信じて走り続けてきてよかった。本当にうれしい」と感慨を込めた。