チュームーシーフーが1RKO勝ちでタイトル戦を要求。栗秋祥梧が「僕とどう?」とアピールし10月大会での対戦がほぼ決定【KNOCK OUT】

AI要約

チュームーシーフーがKNOCK OUT-BLACK フェザー級戦で元山祐希に1RでKO勝利し、栗秋祥梧との王座決定戦が濃厚になる

チュームーシーフーは圧倒的なパフォーマンスで試合を制し、タイトル挑戦をアピール

栗秋との対戦が決定し、両者のタイトル戦がほぼ決定状態となった

チュームーシーフーが1RKO勝ちでタイトル戦を要求。栗秋祥梧が「僕とどう?」とアピールし10月大会での対戦がほぼ決定【KNOCK OUT】

「KNOCK OUT 2024 vol.3」(8月4日、東京・後楽園ホール)で行われたKNOCK OUT-BLACK フェザー級戦でチュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP)が元山祐希(武勇会)に1RでKO勝ちを収めた。チュームーシーフーは試合後のマイクでタイトル挑戦をアピールし、10月大会で栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)との王座決定戦実現が濃厚となった。

 1R、サウスポーのチュームーシーフーとオーソドックスの構えの元山。圧をかけるチュームーシーフー。チュームーシーフーが左ハイも元山は体を入れ替えワンツー。チュームーシーフーはガード。元山は右ミドル。チュームーシーフーは圧を強め左ストレート。なおも詰めて右アッパー、左フック。元山は足を使って回る。しかしチュームーシーフーはなおも圧。チュームーシーフーが左ハイ。元山は回って圧をかわすが、なおも詰めたチュームーシーフーが左ハイ。これが右のこめかみあたりをかすめ、元山は脳が揺れたかロープまで吹っ飛ばされてからダウン。そのまま立ち上がれずチュームーシーフーのKO勝ちとなった。

 チュームーシーフーはKNOCK OUT初参戦となった昨年6月には龍聖からダウンを奪い、延長にもつれ込む激戦を展開。敗れはしたものの、その強さを満天下に見せつけた。今年2月の2度目の参戦時は久井大夢からダウンを奪った上での判定勝ちを収めた。

 この日の勝利で改めてその実力を見せつけたチュームーシーフーは試合後のマイクで「山口代表、今日の自分の試合はエキサイティングだったでしょ? どうでしたか? 自分のタイトル戦、皆さん見たいですか? 今日の試合、皆さん満足したと思うので、次回はタイトルに挑戦したいです。ぜひタイトル戦をやらせてください」とアピール。

 ここでリングサイドで試合を観戦していた栗秋がリングインすると「10月、僕とどうですかね?」とアピール。チュームーシーフーも「もちろん受けて立ちます。次回は今日よりもっともっと強くなってきますので、気をつけて下さい」と応じ、両者の対戦が決定。栗秋は「人生かけて戦うんで。10月、しっかり見に来てください。ぶっ飛ばします」と宣言。互いに歩み寄ってにらみ合いを展開した。

 その後、フォトセッションが行われ、リングアナウンサーから「両者のタイトルマッチが決定しました」とアナウンスされたことから、2人のタイトル戦での対戦はほぼ決定とみられる。現在、KNOCK OUT-BLACKフェザー級王座は初代王者の龍聖が返上し空位となっている。