【甲子園】有田工が開幕戦登場 佐賀県勢は過去3勝2敗も2度全国優勝/抽選アラカルト

AI要約

第106回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が行われ、各試合の対戦相手が決定した。

選手宣誓や開幕戦の組み合わせなど、注目すべきポイントが幾つか挙げられた。

各校の戦績や記録を踏まえつつ、今年の大会の展開が予測される。

【甲子園】有田工が開幕戦登場 佐賀県勢は過去3勝2敗も2度全国優勝/抽選アラカルト

<全国高校野球選手権:組み合わせ抽選会>◇4日◇大阪・フェスティバルホール

 第106回全国高校野球選手権大会(7日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が4日、大阪市のフェスティバルホールで行われた。今年、阪神甲子園球場は100周年を迎えた。開場の1924年に行われた第10回大会出場の早実は、鳴門渦潮と初戦を戦う。今夏から一部導入される朝夕2部制のナイター試合には、智弁学園などが入った。

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 抽選アラカルト

 ◆宣誓 選手宣誓は智弁和歌山・辻旭陽主将。和歌山県勢の夏の宣誓は51年の西山和良(県和歌山商)以来73年ぶり3人目。

 ◆開幕戦 開幕戦は有田工-滋賀学園。佐賀県勢の夏の開幕戦は過去3勝2敗だが、94年佐賀商と07年佐賀北は開幕戦に勝ってから優勝。有田工は13年開幕戦で大垣日大に5-4で勝っている。滋賀県勢の開幕戦は86年甲西7-0三沢商、17年彦根東6-5波佐見と過去2戦2勝。

 ◆初顔 聖光学院と鶴岡東が隣県対決。福島対山形は春夏を通じて初めて。

 ◆94年ぶり 長野日大が青森山田と対戦。長野対青森は30年諏訪蚕糸6-1八戸中以来94年ぶり。

 ◆大トリ 花巻東は初戦の相手が決まらなかった。49代表制となった78年以降、組み合わせ抽選時に相手が決まらない「しんがり登場校」は通算11勝33敗1分け(勝率2割5分)と分が悪いが、初戦突破なるか。