【バスケ女子】日本3連敗で終戦…3P確率上がらずベルギーに敗戦、1次L敗退で2大会連続メダルの夢散る

AI要約

女子バスケットボール日本代表は、ベルギーに敗れて3連敗で1次リーグ敗退し、メダル獲得の夢を断たれた。

1次リーグでは強豪国との対戦が続き、金メダル目標に掲げていた日本は厳しい戦いを強いられた。

選手たちは悔し涙を流しながらも、最後まで戦い抜いたが、パリ五輪を終えることとなった。

【バスケ女子】日本3連敗で終戦…3P確率上がらずベルギーに敗戦、1次L敗退で2大会連続メダルの夢散る

 ◇パリ五輪第10日 バスケットボール女子1次リーグC組 日本58ー85ベルギー(2024年8月4日 ピエール・モロワ競技場)

 女子バスケットボール日本代表(世界ランク9位)は、パリ五輪1次リーグC組最終戦でベルギー(同ランク6位)と対戦。第1Qは3Pシュートを全て失敗するなど前半から苦しい展開が続き、ベルギーに敗れて3連敗で1次リーグ敗退。2大会連続メダル獲得を目指したが、8強を前に姿を消した。

 21年東京五輪を上回る金メダル目標に掲げていた日本。しかし1次リーグは強豪国と同組の“死の組”に入り、米国、ドイツに2連敗と窮地に追い込まれた。

 ドイツ戦終了後に馬瓜エブリン(29=デンソー)は「みんなを勇気づけようと鼓舞して、本当にプッシュしてたんですけど…それが出来なくて責任を感じています」と自身のふがいなさに悔し涙。それでも決勝トーナメント進出の望みが断たれたわけではなかったため、「本当日本の皆さんにしっかりと日本のバスケットを見せられるようにみんなでいい顔してプレーしたいなと思います」と前を向いてベルギー戦を迎えた。

 しかし第1Qから苦しい展開に。高田真希(34=デンソー)、林咲希(29=富士通)の連続得点から始まったが、日本の武器の一つでもある3Pが7本試投で全て失敗。残り8分35秒以降はフィールドゴールを決められず、フリースローの3点のみでこのクオーターは7―19と12点リードを許した。

 第2Qには赤穂ひまわり(25=デンソー)の3Pシュートを皮切りに、途中出場の馬瓜エブリン(29=デンソー)、林が3Pシュートを決めたがに23―39とリードを広げられて前半を折り返した。

 巻き返しが期待された第3Qだったが、開始から3分半は無得点で0-6のランでリードをさらに広げられた。苦戦が続く展開で最終クオーターまで選手たちは戦い抜いたが、無念の3連敗でパリ五輪を終えた。