バスケ日本女子、ベルギーに敗れて3戦全敗で予選敗退決まる【パリオリンピック】

AI要約

日本は世界6位のベルギーに敗れ、パリ五輪バスケットボール女子1次リーグで3戦全敗して予選敗退が決定した。

前回の東京五輪で銀メダルを獲得した日本は、今回ベルギーに敗れて大会を早々に去る結果となった。

日本は相手の高さに苦しみ、シュート精度も低く、終始リードを許す展開となった。

バスケ日本女子、ベルギーに敗れて3戦全敗で予選敗退決まる【パリオリンピック】

◇4日 パリ五輪バスケットボール女子1次リーグ 日本58―85ベルギー

 世界ランキング9位の日本は世界6位のベルギーとの1次リーグ最終戦で敗れ、3戦全敗で予選敗退が決定した。前回の東京五輪で決勝進出の大躍進を果たし銀メダル。東京では準々決勝で1点差勝利を収めたベルギーに今回は敗れ、大会を早々に去る結果となった。

 ドイツ戦を脳しんとうのため欠場した山本麻衣(トヨタ)は、この日も欠場。フランスの隣国でもあるベルギー国民らの熱い応援もあって会場はアウェー状態だった。日本は滑り出しこそ順調だったものの、高さを生かした相手の攻撃に苦戦。第1クオーター(Q)で7―19と大幅なリードを許した。

 第2Qも相手の高さに苦しみ、リードを少しずつ広げられて23―39で前半終了。3点シュート決定率50%のベルギーに対して、日本は同22%。頼みの綱だった外からのシュートも精度を欠いた。

 第3Q終了時点で39―61と22点差。じわじわと開いた点差を、終盤にひっくり返すことはできなかった。 (写真はAP)