「今月いっぱいかけて…」なでしこジャパン、監督人事に佐々木則夫女子委員長が言及! 池田監督の続投の可能性も?【パリ五輪】

AI要約

なでしこジャパンはパリ五輪準々決勝でアメリカに敗れ、ベスト8敗退となった。試合後、佐々木則夫女子委員長が監督人事に言及。

佐々木委員長は選手の努力を称賛し、池田監督の対応についてコメント。監督人事については慎重な対応を示唆。

監督の続投も選択肢としてあり、今月中に新体制を決定する方針。契約期間に関しても慎重な検討が必要との見解。

「今月いっぱいかけて…」なでしこジャパン、監督人事に佐々木則夫女子委員長が言及! 池田監督の続投の可能性も?【パリ五輪】

 なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)は現地時間3日、パリ五輪(パリオリンピック)準々決勝でアメリカ合衆国女子代表と対戦した。試合は延長の末、0-1でなでしこジャパンが敗れ、ベスト8での敗退となった。試合後、佐々木則夫女子委員長が監督人事について言及した。

 なでしこジャパンは、初戦のスペイン戦には敗れたものの、ブラジルとナイジェリアに勝利を収めてグループリーグを2位で通過。準々決勝のアメリカ戦は、粘り強く戦い、延長戦まで突入する好ゲームを演じたが、0-1の敗戦となった。

 

 佐々木委員長は、大会を振り返り「みんなチーム一丸となって選手のコンディション、今日の選手たちも、もうギリギリのところで今ピッチに立ってる状況の中でも、本当によくやってくれたと思います」と労いの言葉を送った。さらに、池田太監督については「やりくりしながら、メンバー交代も含めてよくやってくれたんじゃないかなと思います」と話した。

 

 注目される監督人事については、「もう少し、我々としても今日の結果なので、この大会を踏まえて、もう1、2試合頑張ってもらいたいっていうところもあったので、現場の事情は大変なんですけども、そこは一度(日本に)戻ってから色々な部分で僕だけの判断ではなく、女子委員会にかけて、理事会も含めてっていうところの段取りもあるので」と述べたうえで、「もちろん本人とも話をしなければいけない」と説明した。

 さらに、佐々木委員長は、池田監督の続投の可能性については、「もちろん(その)選択肢もありますけどね」と明かし、新体制の決定の目途について「今月いっぱいかけてじっくりとやっていきたい」とコメントしている。

 また、池田監督の契約期間については、気にせずに今後の方針を決定する模様で、「契約の部分は、そんなのは過ぎても何てことないと思うので、そういう意味では、双方で話合えれば全然問題ないので、あまりそこは区切らず、でも本当はもし解任になっちゃったら、もっと早めに言ってあげないとそれは失礼だと思うし、まあそういう意味ではちょっと本当に、今回の遠征中そういう話は全く相談もしてなかったので」と帰国してからの、検討議案であることを強調した。

(取材:加藤健一【フランス】、構成:編集部)