【レパードS】前走先着の2頭は東京ダービーでワンツー 東大HCの本命は実績上位のミッキーファイト

AI要約

新潟競馬場で行われるレパードSの予想。脚質別、前走クラス別の成績に基づき注目ポイントを解説。

脚質別では前有利で逃げ馬が連対率が高い傾向。先行馬は上位人気が安定しており、差し・追込馬は穴狙いが有効。前走クラス別では2勝クラスが好走例が多く、地方組も複勝率が高い。

注目馬としてジーサイクロン、ソニックスター、ミッキーファイトなどが挙げられる。

【レパードS】前走先着の2頭は東京ダービーでワンツー 東大HCの本命は実績上位のミッキーファイト

今週日曜日、新潟競馬場でレパードSが行われる。例年3歳ダートの強豪が集うこのレースに今年もユニコーンS3着馬ミッキーファイト、青竜S勝ち馬ソニックスター、未勝利戦から3連勝中のジーサイクロンなど15頭が出走予定だ。今週も過去10年のデータから予想する。

<レパードSの脚質別成績>

逃げ【2-3-2-3】勝率20.0%/連対率50.0%/複勝率70.0%

先行【5-5-3-22】勝率14.3%/連対率28.6%/複勝率37.1%

差し【3-2-3-50】勝率5.2%/連対率8.6%/複勝率13.8%

追込【0-0-2-42】勝率0.0%/連対率0.0%/複勝率4.5%

脚質別成績は前有利傾向であり、逃げ馬は半数が連対している。人気薄でも侮れず、昨年はルクスフロンティアが8番人気3着、17年にはサルサディオーネが12番人気2着に粘りこんでいる。ただし注意したいのが、この10頭のうち8頭は前走で逃げていなかったこと。今年はブルーサンの逃げがまず考えられるが、ロジアデレード、過去4回逃げの経験があるピュアキアンが逃げに転じる可能性も警戒したい。

次に先行馬は2番人気以内【4-2-1-1】。上位人気は鉄板級の安定感を持っている。人気が予想されるジーサイクロン、ソニックスター、ミッキーファイトあたりは重視するべきだろう。

差し馬は逃げ先行より見劣りする成績。5番人気以内【0-1-1-14】に対して6~11番人気【3-1-2-19】と、人気馬は振るわず、穴はしばしば出る。後述する「前走地方」の好データがあるハビレは人気薄なら狙ってみてもいいだろう。追い込み馬は連対例がなく、軽視のスタンスをとる。

<レパードSの前走クラス別成績>

1勝クラス【0-4-1-30】勝率0.0%/連対率11.4%/複勝率14.3%

2勝クラス【2-2-2-41】勝率4.3%/連対率8.5%/複勝率12.8%

OP・L【1-1-0-8】勝率10.0%/連対率20.0%/複勝率20.0%

JRA重賞【4-0-0-22】勝率15.4%/連対率15.4%/複勝率15.4%

地方【2-3-5-16】勝率7.7%/連対率19.2%/複勝率38.5%

海外【0-0-1-0】勝率0.0%/連対率0.0%/複勝率100.0%

※前走3勝クラス【1-0-1-1】は今年出走なし

続いて前走クラス別成績。前走のレースレベルが順当に問われて、1勝クラス組は35頭出走して勝利なし。0秒3差以上離して勝ってきた馬に限っても【0-3-0-13】と振るわない。2勝クラス組だとだいぶ好走例も増え、こちらは着差0秒3以上の勝利だと【2-1-1-9】。現在3連勝中のジーサイクロンは合致する。

OP・L組の1勝は19年のハヤヤッコで、青竜S8着からの巻き返しだった。青竜Sを勝ってきたソニックスターにも期待がかかる。一方、鳳雛S組は【0-0-0-7】と全滅している。JRA重賞ではユニコーンS組が4勝しているが、時期、コースともに今年から変わっており、参考外と考えておきたい。

前走地方組は複勝率の面で優秀。好走馬のほとんどがJDD組【2-3-3-11】である。JDDは今年から改称されて秋に移ったため該当馬はいないが、同じ大井ダ2000mのJpnⅠ競走という意味では東京ダービーがこれに近い条件である。ハビレには期待できそうだ。