【ボクシング】入江聖奈さん、騒動の女子ボクサー性別問題に「1ボクサーとしてみてほしい」

AI要約

東京五輪ボクシング女子フェザー級で金メダルを獲得した入江聖奈さん(23)が、パリ五輪の女子ボクサーの性別騒動について私見を述べた。

過去に性別適格性検査に合格せず失格した選手が今回出場していることに触れ、同階級の選手たちとの比較を交えながら論じている。

さらに、対戦歴のある台湾代表の林選手に関して、彼女の強みや戦略について具体的なエピソードを挙げて説明している。

【ボクシング】入江聖奈さん、騒動の女子ボクサー性別問題に「1ボクサーとしてみてほしい」

 東京五輪ボクシング女子フェザー級で金メダルを獲得した入江聖奈さん(23)が3日、自身のX(旧ツイッター)を更新。パリ五輪の女子ボクサーの性別騒動について私見を述べた。

 昨年世界選手権で、性別適格性検査に合格せず失格になった過去がありながら、今回出場しているボクシング女子66キロ級アルジェリア代表のイマネ・ヘリフ(25)、同57キロ級台湾代表の林郁婷(りん・いくてい)(28)について言及。

 「海外にも国内にもそれ以上の選手はいました。やりにくいと感じた長身な点も、同階級の選手に同じような身長の人がゴロゴロいました。もし彼女たちの試合を見るのであれば、『パワーで押し切っているんだな』という目で見るのでなくて、1ボクサーとしてみてほしいなって思います」と持論を展開。

 さらに、対戦歴のある林について「しつこいようだけど最後に1つだけ言わせてください。台湾のリン選手と3回スパーリング、2回公式戦をした身として、強いと感じた点は長身なところ(私と10センチ差)、私が入ったところへのアッパー、右構えから左構えへのスイッチ、仕留めにかかる勝負勘」と補足した。