渡邊雄太「勝てていない現状は変わらない」悔しさ残る大会に・・・ロス五輪へは「また次目指したい」と意欲

AI要約

バスケットボール男子日本代表は、52年ぶりのオリンピック勝利を逃し、2大会連続の予選グループ敗退となった。

選手たちは成長できた試合だったと感じつつも、悔しさをにじませている。

八村塁選手の負傷離脱もありながら、チーム全体が粘り強く戦ったが結果を残すことはできなかった。

渡邊雄太「勝てていない現状は変わらない」悔しさ残る大会に・・・ロス五輪へは「また次目指したい」と意欲

◇パリオリンピック2024 バスケットボール男子 予選リーグ(大会8日目=現地時間2日、ピエール・モロワ競技場)

バスケットボール男子日本代表は予選グループB最終戦でブラジルに84-102で敗れ、52年ぶりのオリンピックでの勝利とはならず、2大会連続の予選グループ敗退となりました。

渡邊雄太選手は「きょうの内容に関してはすごく自分たちのステップアップにつながったと思いますし、間違いなく成長できた試合だと思う。結果を残してないのは事実として残っているのでもちろん悔しいですけど、また次目指して頑張りたいと思います」とブラジル戦を振り返りました。

ベスト8を目標としていたものの、東京五輪に続いて予選グループ最下位に終わってしまった日本代表。「勝てていない現状は変わってはいないので、そこに対する悔しさっていうのはもちろんあります。今回ベスト8という目標をもってやっている中で達成できなかった悔しさの方が大きいです」と悔しさをにじませました。

試合前にはエースの八村塁選手が左腓腹筋の負傷と診断され離脱するアクシデントもありましたが、「やっぱこういう大会、何が起こるか分からないので、しょうがないことっていうふうに切り替えてみんなやっていましたし、そこを言い訳にすることはできないので。きょう11人全員試合に出たと思いますけど、11人がそれぞれ素晴らしい仕事したと思いますし、だからこそやっぱり勝ちたかった」と話しました。

そして、「僕にとってはまだ悔しい思いしか、東京も今回もそうなんで。また次目指したいなと思います」と4年後のロサンゼルス五輪への意欲を示しました。