【ボートレース】憧れは峰!西丸侑太朗が得点率4位で堂々の予選通過「まずは準優、頑張ります」

AI要約

香川支部のスター候補・西丸侑太朗が躍動している。予選最終日の3Rで2勝目を挙げ、準優進出を決めた。

西丸は峰竜太さんの影響も受け、研究熱心なレーサー。常に自分に合った最適な走り方や装備を模索している。

今期の成績も急激に向上し、次の準優勝戦でも優勝を目指して気合十分。

【ボートレース】憧れは峰!西丸侑太朗が得点率4位で堂々の予選通過「まずは準優、頑張ります」

◆ルーキーシリーズ第11戦スカパー!・JLC杯(8月2日、ボートレース児島・4日目)

 香川支部のスター候補・西丸侑太朗が躍動している。予選最終日の3Rは艇番通りの2コース。イン塚越海斗の旋回が少し膨れ、開いたスペースに差しハンドルを入れて2Mを先取り。ホームではグイッと前に出て今節2勝目を挙げた。後半7Rは枠なり3コースから握って好位。2コース差し浮上の山口広樹にあえて先に2Mを回らせてから冷静に差し返す2着奪取で準優進出を予選4位の好成績で決めた。

 レーサーになるきっかけは師匠の秋山広一が自身の親と知り合いだったことに加え、「峰竜太さんが強くてカッコ良くてまるがめで峰さんがSGで初優勝した節(2017年オーシャンカップ)は、僕は中学生でしたが毎日、親にボート場に連れて行ってもらって峰さんのターンを自分なりに研究してました」とスーパースターの存在も大きかった。

 研究熱心なのはボートレーサーになってからも変わらない。

 「峰さんとは体格も違うので同じことはできないですが、自分に合ったものを探してます。道中でのさばき方や走る位置、ターンでの足の使い方とかめっちゃ勉強してます。それに、他の人と同じペラの形は嫌なんですよ。自分なりに色々試して、乗り心地重視より足重視で自分に合ったものを求めて、日々勉強です。目標はもちろんA1級ですが、記念に出場したときの一発目で結果を出したいんで」と日々まい進。前期勝率4・01から2日終了時点で今期勝率6・21と成績も急激に上がってきた。

 5日目の準優勝戦は10R2号艇。「2コースは苦手じゃないんで。毎節そうだけど、今回も優勝だけを目指して、まずは準優、頑張ります」と気合が入っていた。(早野 智之)