【サッカー】エジプトがPK戦の末に準決勝進出 パラグアイに先制許すも劇的同点弾
エジプトがパラグアイをPK戦で下し、準決勝進出を果たす
パラグアイが先制するも、エジプトが終了間際に同点弾を決める
PK戦ではエジプトが全員成功し、準決勝進出を決める
<パリオリンピック(五輪):サッカー・エジプト1-1(PK戦5-4)パラグアイ>◇2日◇男子準々決勝◇マルセイユ競技場
エジプトがPK戦の末にパラグアイを下し、準決勝に駒を進めた。
先制したのはパラグアイだった。後半26分、FWフリオ・エンシソの巧みなワンタッチパスに抜け出したMFディエゴ・ゴメスがDFと競りながらも右足でゴール左隅に蹴り込んだ。
そのまま時間が経過し、パラグアイが逃げ切るかと思われたが、終了間際にエジプトが試合を振り出しに戻した。同43分、右サイドでボールを持ったFWジゾの左足クロスにFWイブラヒム・アデルが走り込んで頭で合わせ、劇的同点弾を決めた。
1-1で延長に入った試合は120分戦っても決着がつかず、PK戦に突入。PK戦ではパラグアイの2番手、FWマルセロ・ペレスのキックをエジプトGKハムザアラーがストップ。エジプトは5人全員が成功し、最後のキッカーとなったアデルがゴール左隅に決めて4強入りをつかんだ。
初のメダル獲得を目指すエジプトは、5日の準決勝でフランス対アルゼンチンの勝者と対戦する。