【U―23】「細谷の1ミリ」が話題 キワどすぎるオフサイド判定で同点ゴール取り消し

AI要約

パリ五輪のサッカー男子準々決勝でスペインと対戦した日本代表の細谷真大が際どい判定で取り消されたスーパーゴールが話題になっている。

細谷のオフサイド判定により見事なシュートが無効となり、スペインが1-0で勝利。日本はW杯での借りを返される形となった。

一方で、ソーシャルメディアでは細谷の足がわずかにラインをオーバーしていたかについて議論が巻き起こっており、微妙な判定に注目が集まっている。

【U―23】「細谷の1ミリ」が話題 キワどすぎるオフサイド判定で同点ゴール取り消し

 パリ五輪のサッカー男子準々決勝が2日(日本時間3日)に行われ、スペインと対戦した日本のエースFW細谷真大(柏)のスーパーゴールが際どすぎる判定で取り消されて〝細谷の1ミリ〟と話題になっている。

 日本は0―1と先制を許すが、前40分にMF藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)からのパスをゴール前で受けた細谷が相手DFを強く押さえながら、鋭く反転してシュート。ボールはゴール左隅へと吸い込まれ、値千金の同点弾かと思われた。

 しかし、その後にビデオアシスタントレフェリー(VAR)が介入。藤田がパスを出した際に、相手DFと競り合っていた細谷の足がほんのわずかオフサイドラインを出ていたとして、ゴールが取り消しとなってしまった。

 検証の動画や画像がSNS上などで拡散されると、細谷の足がオフサイドラインを出ていたかは極めて微妙なだけに、際どすぎる判定と注目を集めた。

 カタールW杯でこの日と同じスペインを相手に日本代表MF三笘薫(ブライトン)がラインを割る寸前でクロスを上げて決勝ゴールにつなげた〝三笘の1ミリ〟にたとえて、〝細谷の1ミリ〟がX(旧ツイッター)でトレンド入りするなど脚光を浴びている。

 スペインが〝1ミリ返し〟で日本にW杯の借りを返す格好となった。