【柔道】新添左季7位…女子はメダル数激減、東京とリオ以下が確定「別のようなチーム。厳しい」

AI要約

女子70キロ級の新添左季は準々決勝と敗者復活戦で敗れ、7位に終わった

左内股の切れ味がなく、右足首の怪我も影響し、満足いく結果を残せなかった

日本女子のメダル獲得数が前回大会を下回る厳しい状況が続いている

【柔道】新添左季7位…女子はメダル数激減、東京とリオ以下が確定「別のようなチーム。厳しい」

<パリオリンピック(五輪):柔道>◇7月31日(日本時間8月1日)◇女子70キロ級◇シャンドマルス・アリーナ

 女子70キロ級の新添左季は左内股に本来の切れ味がなく、準々決勝に続いて敗者復活戦も敗れた。

 日本勢3大会連続の金メダルどころか7位。「いいところなし。誰か怒ってください」と泣いた。軸の右足首を6月下旬に捻挫。テーピングで固めたパリの畳で「頭が真っ白になった」という。昨年の世界選手権で初優勝に自身を導いた代名詞が、決まらない。日本女子の増地監督によると、大会中に左腕も負傷。敗者復活戦も指導3の反則負けと尽き果てた。

 7月31日までに女子はメダル2個。東京の6個、リオの5個を下回ることが確定した。金も48キロ級の角田夏実だけで、増地監督は「非常に厳しい状況。前年の世界選手権で4階級を制したが、別のようなチームになっている」と困惑した。