バイルスが2大会ぶりV 6個目の五輪金 体操女子個人総合

AI要約

米国のシモーネ・バイルスがパリ五輪体操女子個人総合で2大会ぶりに優勝し、6個目の五輪金メダルを獲得。

バイルスは前回の東京五輪でメンタルブロック状態に苦しんだが、団体に続いて今大会2個目の金メダルを獲得。

バイルスが通算9個目の五輪メダルを獲得し、今大会ではさらに3個のメダル獲得の可能性がある。

【AFP=時事】パリ五輪は1日、体操女子個人総合決勝が行われ、米国のシモーネ・バイルス(Simone Biles、米国)が合計59.131点で2大会ぶりの優勝を果たし、通算6個目の五輪金メダルを獲得した。

 2021年の東京五輪では、空中で平衡感覚を失うメンタルブロック状態「ツイスティーズ」に悩まされて大半の種目を棄権したバイルスは、これで団体に続いて今大会2個目の金メダルとなった。

 デレベッカ・アンドラーデ(Rebeca Andrade、ブラジル)が1.199点差で銀メダルを手にし、最終種目のゆかを4位で迎えた前回女王のスニサ・リー(Sunisa Lee、米国)が逆転で銅メダルをつかんだ。

 これで女子個人総合は米国勢が6連覇を果たし、歴代最多となる通算7回目の優勝となった。

 バイルスにとってはこれが通算9個目の五輪メダル。今大会は種目別の跳馬とゆか、平均台でさらに3個のメダルを獲得する可能性がある。【翻訳編集】 AFPBB News