日本、序盤でトップの金6 目を引く土壇場の逆転―パリ五輪〔五輪〕

AI要約

日本はパリ五輪で金メダル6個を獲得し、全体トップに立っている。

日本は金20、総数55の目標に向けて好発進しており、初日から柔道や体操で活躍している。

競技が本格化する中、日本は開幕前の予想を上回る勢いでメダルを獲得している。

 パリ五輪で大会第4日の29日を終えて、日本は金メダル6個を獲得し、国・地域別で全体トップに立った。

 メダル総数は銀2、銅4を含む12となり、米国、地元フランスに次ぐ3位タイ。日本オリンピック委員会(JOC)が掲げる金20、総数55の目標達成に向けて好発進した。

 初日に柔道女子48キロ級の角田夏実(SBC湘南美容クリニック)が日本の金メダル第1号に。柔道は男子66キロ級の阿部一二三(パーク24)も前評判通りの力を発揮し、連覇を遂げた。

 目を引くのは土壇場での勝負強さだ。スケートボード男子ストリートの堀米雄斗(三井住友DSアセットマネジメント)は、ベストトリックの最終5本目で大技を決め、メダル圏外からトップに浮上して連覇。体操男子団体総合決勝では、日本が3点以上の大差があった中国を最終種目の鉄棒で逆転し、2大会ぶりの頂点に立った。

 日本は競技が本格化した27日以降、金を含む複数メダルを連日獲得。米国の大手データ会社グレースノートによる開幕直前のメダル予想で、日本は金13、銀13、銅21の計47個。日の丸を背負う選手たちは、予想を上回る勢いで躍動している。