「初回攻撃30分がんばってみよう」ロッテに13連敗の西武、プロ野球ワースト記録阻止へチーム一丸

AI要約

西武は開幕からのロッテ戦13連敗を阻止するため、チーム全体が一丸となっている。

渡辺監督代行は病み上がりのロッテ投手に立ち上がりで攻撃し、30分の怒濤の攻撃を掲げて選手達に奮起を促している。

選手達は猛暑の中でも黙々と練習し、30分の攻撃を実践する準備をしている。

「初回攻撃30分がんばってみよう」ロッテに13連敗の西武、プロ野球ワースト記録阻止へチーム一丸

 ◆ロッテ―西武(1日、ZOZOマリンスタジアム)

 開幕からロッテ戦13連敗中の西武がプロ野球新記録となる14連敗阻止にチーム一丸となっている。

 試合前の打撃練習の打撃順を示したボードには「初回攻撃 30分 がんばってみよう」と赤い文字で書かれ、選手のその気を誘っていた。

 7月31日にプロ野球タイ記録となる13連敗を喫した後に報道陣の取材に応じた渡辺久信監督代行が、1日のロッテ先発・佐々木朗希投手との対決を聞かれると「厳しい試合になると思うが、病み上がりの投手にも不安はある。立ち上がりのところで攻略したい」と先手必勝を掲げ、「あしたは初回から怒濤(どとう)の攻撃だよ。30分くらいは攻めていきたい」と息巻いていた。

 その言葉をそっくり文字にして選手の奮起を促していた。酷暑の中でも黙々とバットを振り続けて練習した西武のバットマンたち。30分の怒濤(どとう)の攻撃を実践できるか。