「監督としての仕事は終わりだ」元リバプール指揮官のクロップ氏が監督業を引退か

AI要約

ユルゲン・クロップ氏が監督業からの引退を示唆。ブンデスリーガ連覇やUEFAチャンピオンズリーグ制覇を経験した過去から、リバプールで30年ぶりのリーグ優勝も果たす。

約9年間指導したリバプールを離れたクロップ氏は、監督としての仕事は終わりと宣言。しかし、サッカー界での活動を続ける意向も示唆。

将来、違った形でサッカーに携わる可能性もあると述べており、今後の活動に期待が高まる。

 昨季限りでリバプールの指揮官を退任したユルゲン・クロップ氏が監督業からの引退を示唆した。『ストリート・ジャーナル』が7月31日に報じている。

 ドイツ人のクロップ氏は2001年にマインツで監督業を始め、2008年から率いたドルトムントでブンデスリーガ連覇などを経験。2015年にリバプールの指揮官に就任すると、14年ぶりのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇や30年ぶりのリーグ優勝をもたらした。

 5月に約9年間指導したリバプールを去ったクロップ氏は、ドイツのサッカー監督協会で 「今日で、監督としての仕事は終わりだ」と言及。「気まぐれで辞めたのではなく、一般的な決断だった。私は世界最高のクラブでも監督を務めてきた」と語っている。

 ただ、「私はまだサッカー界で働きたいし、自分の経験と人脈で人々を助けたい。他に何があるか見てみよう」と、違った形でサッカーに携わる可能性もほのめかした。