「何、何、何?」「ケーキ!」浜野まいかの粋な計らいに、植木理子がロウソクにふっ。25歳の誕生日を祝福「打ち合わせしたかな(笑)」【パリ五輪】
日本女子代表がナイジェリアを3-1で破り、決勝トーナメント進出を決める
植木理子が誕生日を祝われ、浜野まいかからのアシストで得点
浜野のサプライズで誕生日ケーキをプレゼント。植木も喜ぶ
まさにサプライズといったところか。
現地7月31日に、日本女子代表はパリ五輪のグループステージ第3戦でナイジェリアと対戦。3-1で勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。
この試合に先発した植木理子は、前日に25歳の誕生日を迎え、「お昼ご飯の時に、みんなにお祝いをしてもらった。去年もワールドカップのスペイン戦の前日かな、たぶん、お祝いをしてもらった」と、2年連続で代表活動中に祝福されたという。
そして、ピッチ上でもまた誕生日を祝ってもらった。
スコアレスで迎えた22分、長谷川唯のスルーパスに抜け出した植木は、ゴール前に走り込んでいた浜野まいかに丁寧なラストパス。これを浜野が確実に流し込んだ。
得点後、浜野が植木の目の前で、両手で輪を作る。そこに植木がふっと息を吹きかける。
「まいかが急に円を作り出して。あれ、これ打ち合わせしたかなと思いながら(笑)。『何、何、何?』って言ったら、『ケーキ!』って言われて、ロウソクを消しました。機転を利かせてやってくれて、さすがだなと思いました」
20歳アタッカーの粋な計らいに、植木は戸惑いつつも喜んだようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部