北川ひかるがついにパリ五輪のピッチに! 約1年半ぶりの代表復帰から大舞台へ「自分と闘いながらやってきました」【パリ五輪】

AI要約

日本女子代表はパリ五輪グループステージでナイジェリア女子代表と対戦。DF北川ひかるが先発出場。

北川は前のガーナ戦で負傷し、最初の2試合はメンバー外だったが、チームを支え続けてきた。

北川は長い道のりを経て代表復帰し、スピードと正確なクロスでチームを勝利に導く準備をしている。

北川ひかるがついにパリ五輪のピッチに! 約1年半ぶりの代表復帰から大舞台へ「自分と闘いながらやってきました」【パリ五輪】

 日本女子代表は現地7月31日、パリ五輪グループステージ第3戦でナイジェリア女子代表と対戦。DF北川ひかるが先発に名を連ねた。

 

 北川は13日に行なわれたパリ五輪前、国内最後の国際親善試合・ガーナ戦(4-0)で終盤に負傷。相手との接触はなかったが、右膝を傷めた様子で、無念の交代となった。

 パリ五輪開幕後も、初戦のスペイン戦(1-2)、2戦目のブラジル戦(2-1)はメンバー外。試合直前のアップではピッチに登場し、ボール拾いをするなど、チームメイトを支える姿が印象的だった。

 今年2月のパリ五輪アジア最終予選・北朝鮮戦のメンバーに追加招集され、約1年半ぶりに代表復帰を果たし、その後もコンスタントに選出され、パリ五輪のメンバー入り。北川は五輪前の国内合宿時に、こう語っている。

「(代表復帰へは)本当に遠回りというか、長い道のりだったんですけど、しっかりとここに帰ってくることができて良かった。諦めないでやり続ける、いろんな周りの状況だったり、刺激をもらいながらやってきて、自分と闘いながらもやってきましたし、本当に戻って来れて良かったなと思います」

 持ち味であるスピードを活かした縦への突破、サイドからの正確なクロスでチームを勝利に導けるか。北川が目ざしてきたなでしこジャパンの一員として、ついにパリ五輪の舞台に立つ。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)