【体操】「4人」の日本、女子団体8位 エース宮田笙子辞退で1人少ない中、笑顔で戦い抜く

AI要約

日本女子体操団体は、最下位に終わるも、全32演技を完遂し笑顔で競技を終えた。

代表選手は主将の辞退や5人中1人少ない状況下で戦い、最終的に39.133点で8位になる。

米国が金メダルを獲得し、日本はモナコ合宿の問題を乗り越えて精一杯競技した。

【体操】「4人」の日本、女子団体8位 エース宮田笙子辞退で1人少ない中、笑顔で戦い抜く

<パリオリンピック(五輪):体操>◇30日(日本時間31日)◇女子団体総合決勝◇ベルシー・アリーナ

 女子団体総合は、合計159.463点で決勝8チーム中最下位だった。米国が171.296点で金メダルを獲得、165.494点のイタリアが2位、164.497点のブラジルが3位となった。

 日本は、岸里奈、岡村真、中村遙香、牛奥小羽の4人で臨んだ。

 第1種目の平均台で岡村が13.700点、岸が13.466点をマーク。中村は1度の転落があり12.800点。合計は39.966点にとどまった。

 第2種目のゆかは、中村が13.233点、岡村が12.933点、岸が13.433点を記録し、合計は39.599点だった。

 第3種目の跳馬は、この種目のみ出場の牛奥がしっかりと決めきり13.833点で笑顔のガッツポーズ。岸も着地まで丁寧に決めて13.966点。中村は12.966点で、合計は40.765点だった。

 最終種目の段違い平行棒は、岡村が13.100点。4種目全てを託された岸は13.600点。中村が12.433点で締めた。合計は39.133点。

 モナコでの直前合宿中に主将でエースの宮田笙子に飲酒と喫煙問題が起き、代表を辞退。ライバル国は5人の中で、日本は1人少ない中での戦いとなった。8位に終わったが、4人で予選から決勝まで全32演技を完遂。パリで最後まで笑顔を貫いた。