根本悠楓が1軍合流 ソフトバンク戦で先発へ 大好きな先輩・吉田輝星とハグを交わし、パワーチャージ

AI要約

日本ハム・根本悠楓投手が1軍に合流し、先発機会があることが期待されている。

調子が上がらず苦悩していたが、6月末から先発に戻り、好投を続けている。

久しぶりの1軍で仲良しの吉田と再会し、巻き返しを図る意欲を見せている。

根本悠楓が1軍合流 ソフトバンク戦で先発へ 大好きな先輩・吉田輝星とハグを交わし、パワーチャージ

 日本ハム・根本悠楓投手(21)が30日、オリックス戦(エスコンフィールド北海道)で1軍に合流した。8月3日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)で、4月14日のオリックス戦(京セラドーム)以来となる先発機会が巡ってきそうだ。

 高卒4年目の今季は、ここまで1軍登板は1試合のみ。2軍では中継ぎを経験するなど、調子が上がらず、苦悩の日々を送ってきた。1軍の戦いぶりに「ちょっと悔しいなと。自分も投げたいなというのがあった」。うまくいかない葛藤もあったが「腕の振りが横になりがちなので、横振りにならないようずっと気をつけてきました」と調整を続けてきた。

 6月末から先発に戻り、今月26日の2軍ヤクルト戦(戸田)では5回無失点と好投。「結構、時間がかかりましたけど、後半戦、しっかり投げられればいいかなと思います。自分は疲れていないので、投げられるだけ、投げたいと思っています」と意気込んだ。

 久しぶりの1軍で、仲が良いオリックス・吉田とも再会することができた。2学年上の先輩と抱き合い「久しぶり、元気か」と満面の笑みを浮かべた。その吉田は、15試合連続無失点と絶好調。「よくご飯も連れて行ってもらって。結果はずっと見ていました」と刺激を受けていた。

 「あと金農、見ていました」とニッコリ。吉田の弟・大輝さん(2年)がエースの金足農高が甲子園出場を決め、「めっちゃ似てるし、輝星さんに」と興味津々だった。

 大好きな先輩との熱いハグで、パワーチャージ。白老町出身の道産子左腕が、ここから巻き返しを図る。