【フェンシング】妊娠7か月でも五輪出場! 女子選手が衝撃告白「それだけの価値があった」

AI要約

エジプトのフェンシング選手が妊娠7か月の状態で五輪に参加し、3回戦で敗退したことが明らかになった。

試合後に自身のインスタグラムで妊娠していたことを告白し、身体と精神の困難さを語った。

賛否両論を呼ぶ中、3度目の五輪出場に誇りを感じていると述べた。

【フェンシング】妊娠7か月でも五輪出場! 女子選手が衝撃告白「それだけの価値があった」

 パリ五輪フェンシング女子サーブル個人3回戦(29日)で敗退したナダ・ハフェズ(26=エジプト)は試合後に、妊娠7か月だったことを明かしたと、英「BBC」など複数のメディアが報じた。

 ハフェズは初戦となった2回戦から登場。米国選手に15―13で勝利し、3回戦で韓国選手に7―15で敗れた。試合後に自身のインスタグラムを更新し「表彰台に立っているのは2人の選手のように見えますが、実際は3人です! そのにいたのは私と私のライバル、そして、まだこの世に生まれていない私の小さな赤ちゃんです」と投稿。衝撃の告白をした。

 さらにハフェズは「私と私の赤ちゃんは身体的にも精神的にも、かなりの困難を経験しました」とし「妊娠というジェットコースターのような生活は、それ自体大変です。生活とスポーツのバランスを保つために戦わなければならないのも大変でしたが、それだけの価値はありました。ここに来るまで夫(イブラヒム・イハブ)と家族の信頼を得られたからこその幸運です」と書き込んだ。

 ハフェズは「誇りで満たされた」と説明しているが、妊娠しながらも激しいスポーツをすることは、当然のことながら大きなリスクが伴う。それでも3度目となる五輪出場を決断したことに、賛否両論がありそうだ。