ピアストリ2位でレッドブルとの差を42点に縮める。5位ノリスは「スタート失敗で期待外れのレース」マクラーレン

AI要約

2024年F1ベルギーGP決勝で、マクラーレンのオスカー・ピアストリは2位、ランド・ノリスは5位だった。ジョージ・ラッセルが失格となり、ピアストリとノリスはそれぞれ1つ順位を上げた。

ピアストリは5番グリッドスタートから3番手まで浮上し、終盤にハミルトンに迫った。一方、ノリスはスタートで後退し、フェルスタッペンの後ろに位置していた。

マクラーレンは28ポイントを獲得し、コンストラクターズランキング2位のレッドブルとの差を縮めた。ピアストリとノリスはサマーブレイク明けにさらなる強化を目指す。

ピアストリ2位でレッドブルとの差を42点に縮める。5位ノリスは「スタート失敗で期待外れのレース」マクラーレン

 2024年F1ベルギーGP決勝で、マクラーレンのオスカー・ピアストリは2位、ランド・ノリスは5位だった。トップでフィニッシュしたジョージ・ラッセル(メルセデス)がレース後に失格になったことにより、ピアストリとノリスはそれぞれひとつ順位を上げた。

 5番グリッドスタートのピアストリは、最終スティントでシャルル・ルクレール(フェラーリ)の前に出て3番手に浮上。終盤、前を走るメルセデス勢とのギャップを急速に縮めていき、最終的に前のルイス・ハミルトンに0.647秒差まで詰め寄った。

 ノリスはスタートで4番手から7番手に後退、長めのファーストスティントを走る戦略を採り、1回目のピットストップの後にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の後ろに落ちた。フェルスタッペンに僅差に迫ったものの、最後まで抜くことはできなかった。

 コンストラクターズランキング2位のマクラーレンは今回合計28点を獲得、首位レッドブルは19点にとどまったため、その差は42点に縮まった。

■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)

決勝=2位(44周/44周)

5番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード

 この結果に満足だよ。レースをうまくコントロールできたと思う。今日はこれ以上のことはできなかっただろう。多くのことを正しく実行し、自ら最高のチャンスをつかんだ。最終的に(勝つには)十分でなかったけどね。

 自分にとってもチーム全体にとっても、本当に良い2週間だった。たくさんのポイントを獲得し、今日もコンストラクターズ選手権トップのレッドブルとの差を縮めることができた。

 そういうポジティブな要素を感じながら、サマーブレイクに入ることができる。皆が休みを楽しみにしているはずだ。もちろん僕もだよ。リラックスする時間を過ごして、後半戦にはさらに強くなって戻ってきたい。

■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)

決勝=5位(44周/44周)

4番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード

 僕にとって期待外れのレースだった。ターン1でコース外にはみ出してしまい、それによって良いポジションを失った。オーバーテイクの機会がなく、挽回するのが難しかった。

 マシンのペースは良かった。チームは今シーズンここまで、素晴らしい仕事をしてくれている。

 これからサマーブレイクに入り、リセットして、さらに強くなって戻って来る。来月のザントフォールトではトップ争いをすることを目指すよ。

[オートスポーツweb 2024年07月29日]