【速報】パリ五輪・サッカー男子日本代表が8強 マリに1ー0で2連勝 山本理仁が執念のゴール…小久保玲央ブライアンも神セーブ連発

AI要約

日本代表がパリオリンピック・サッカー男子1次ラウンドD組の第2戦でマリに1-0で勝利し、準々決勝進出を果たした。

山本理仁の先制ゴールや小久保玲央ブライアンのセーブなどで勝利を収め、2連勝を達成した日本代表。

試合展開や選手起用、緊張した場面などを網羅して、日本代表の快勝を伝えている。

【速報】パリ五輪・サッカー男子日本代表が8強 マリに1ー0で2連勝 山本理仁が執念のゴール…小久保玲央ブライアンも神セーブ連発

◆パリオリンピック・サッカー男子1次ラウンドD組(27日・ボルドー競技場)

サッカー男子日本代表は27日(日本時間28日午前4時キックオフ)、1次ラウンド第2戦でマリと対戦し、1-0で勝利した。山本理仁選手が執念の先制ゴール、度重なるピンチの場面もゴールキーパーの小久保玲央ブライアンを中心に防ぎ勝利。初戦に続き連勝した日本は準々決勝進出を決めた。

初戦パラグアイ戦を5ー0の歴史的大勝を飾った大岩ジャパン。今回対戦したマリには、今年3月の親善試合で1ー3で敗戦していた。

日本のスターティングメンバーは、ゴールキーパー小久保玲央ブライアン、右サイドバック関根大輝、センターバックが高井幸大と西尾隆矢、左サイドバック大畑歩夢、ボランチに藤田譲瑠チマ、二列目に山本理仁と荒木遼太郎、3トップに山田楓喜と細谷真大と斉藤光毅という4ー1ー2ー3のフォーメーションで臨んだ。

前半1分、日本は藤田の縦パスから荒木が落とし、細谷と短いパス交換を繰り返し、最後は細谷がペナルティエリア手前中央から右足を振り抜くも、相手DFにブロックされる。

前半11分、左サイドから速攻を仕掛けたマリは前列のTディアラがペナルティエリア左に進入。そこから縦に切り込み、右サイドバックの関根をかわし角度のないところから左足でシュート。低い弾道のボールが左下の枠内を襲うが、小久保が右足一本でファインセーブを見せた。

前半19分、この試合1本目のコーナーキックを獲得した日本。荒木がキッカーを務めるも得点にはならなかったが、今度は右からのコーナーキックを獲得。右からのキッカー山本は、ファーサイドに強いボールを蹴り込み、攻撃を展開するも最後のシュートは枠外にそれた。

前半28分、藤田が相手ボランチ選手へのレイトタックルでイエロカードを受けてしまう。

前半44分、右サイドの相手陣中央から相手DFディオマンデがロングシュート。ボールは枠内上部ギリギリを捉えていたが、小久保が片手でファインセーブを見せた。

その後、アディショナルタイム2分も決定的な場面はなく、前半はそのまま0-0で終了した。

そして後半。前半と右サイド左サイドを逆にしたマリに立て続けに攻められピンチが訪れる。

後半3分には、相手に右サイドをドリブルで突破されゴール前に折り返されるも、シュートまでは至らず。後半4分にはFWディアラに中央付近をドリブル突破され、そのままシュートまで持って行かれるが枠外へと外れた。

後半10分、日本のディフェンスラインの裏に入ったスルーパスをTディアラが受け、ペナルティーエリア内に攻め込まれる。小久保との1対1の場面になりかけるも、高井が体を当ててシュートを打たせなかった。

後半13分に日本は選手交代。斉藤光毅に代えてパラグアイ戦で2Gの藤尾翔太、荒木遼太郎に代えて同じく前試合2Gの三戸舜介を投入し、先制点を狙いに行く。

後半18分、相手DFのドゥクレが鋭い縦パスを中央でTディアラが受け、最後はペナルティエリア中央からシュートを放つも、小久保がまたもやビッグセーブ。

後半24分、日本は3枚目の交代カードを切り、山田楓喜に代わり佐藤恵允を投入。

後半27分、セットプレーからのピンポイントクロスを入れられるとゴール前でドゥンビアがヘディング。ギリギリゴールポストに当たり枠外へそれる。

後半26分、佐藤にイエローカード。

後半31分には、藤尾が右サイドの相手陣中央から、相手の高いディフェンスラインの背後へスルーパス。そこに走り込んだ細谷がペナルティエリア右の深い位置から速いグラウンダーのクロス、ゴール前に走り込んだ三戸が、触るだけでゴールという場面だったが、自らの軸足に当たってゴールにはならなかった。

後半37分、日本がロングカウンターを展開。右サイドで細谷が長い距離を前進、グラウンダーのクロスを供給。ファーサイドに走り込んだ佐藤が体勢を崩しながらシュート。ゴールキーパーに1度はセーブされるも、詰めていた山本がこぼれ球に足を伸ばしゴール内に流し込み日本が先制した。

後半43分、山本理仁に代わり川崎颯太を投入し、逃げ切りをはかる。

アディショナルタイムは5分。

後半47分、ペナルティエリア内でシュートをブロックしにいった川崎の手にボールが当たっており、主審がオンフィールドレビューを実施。最終的にハンドと判定されマリにPKが与えられる。

PKを蹴るのはドゥンビア。ゴール左下を狙うも、完全にコースを読んでいた小久保も同じ方向に動き、シュートはわずかに枠の左へと外れる。

後半54分、試合終了。日本が1ー0で逃げ切った。

日本は南米予選を1位で通過してきたパラグアイに圧勝した勢いそのままに2連勝を飾り、2勝0敗勝ち点6、得失点差+6で準々決勝を決めた。