Sランス・伊東純也 ツアー2戦勝ちなしに「1勝もしないで帰るのは…」 J2清水に完敗

AI要約

清水は親善試合でスタッド・ランスに3-0で勝利し、日本代表MF中村敬斗とMF伊東純也が先発出場した。

伊東は決定機を演出するものの、後半18分に途中交代し、清水は2試合目にして敗れてジャパン・ツアーを1分け1敗で終えた。

伊東は出場時間を延長して勝負に徹し、反町康治GMや秋葉忠宏監督と久々に再会し笑顔で交流した。

 ◇親善試合 清水3―0スタッド・ランス(2024年7月27日 IAIスタジアム日本平)

 フランス1部のスタッド・ランスは27日、アイスタでJ2清水と対戦した。日本代表MF中村敬斗(23)、MF伊東純也(31)が先発出場したが、0―3で敗れ、ジャパン・ツアーの通算成績は1分け1敗となった。

 伊東は右サイドから何度も決定機を演出したが、後半18分に中村とともに途中交代した。清水戦は初戦となった磐田戦から中2日での2試合目。この後も町田、神戸と連戦が続くだけに「体はキツくなると思うが1勝もしないで帰るのは…言い訳なしに勝たなきゃいけない」と気持ちを奮い立たせていた。

 本来は前半45分のみで交代の予定だったというが、0―2とリードされていたことで出場時間を延長して勝負に徹した。「監督もキレていました」と苦笑い。「後半の入りは良かったので、あそこで点を取りたかった」と悔やんだ。

 日本代表でカタールW杯をともに戦ったGK権田修一や技術委員長を務めていた反町康治GM、リオ五輪の代表チームでコーチを務めていた秋葉忠宏監督と久しぶりにあいさつを交わした。伊東は「反さんが清水にいるのも知らなかったし、秋葉さんが監督をやっているのは試合後に知りました」と笑顔で話していた。