パリ開会式で起きた“異変”を英紙指摘 聖火リレー中、大物元女性アスリートが「手で口を覆った」

AI要約

パリ五輪の開会式がセーヌ川沿いで行われ、柔道男子フランス代表と陸上女子のオリンピックメダリストが聖火を点灯。セリーナ・ウィリアムズ氏はリレー参加中に不調を示し、ファンを驚かせた。

サッカー元フランス代表のジネディーヌ・ジダン氏が聖火を受け取り、テニスのナダル選手に手渡す。セリーナ・ウィリアムズ氏も同乗しており、体調を崩すまで上機嫌に見えたが、突然の変化が見られた。

著名な選手たちが参加するパリ五輪の開会式で、セリーナ・ウィリアムズ氏が不調を示し、救命胴衣を着ながらファンに手を振る場面があった。

パリ開会式で起きた“異変”を英紙指摘 聖火リレー中、大物元女性アスリートが「手で口を覆った」

 パリ五輪は26日(日本時間27日)、セーヌ川沿いで開会式が行われた。夏季五輪としては史上初めて、競技場の外で開催。聖火点灯は柔道男子フランス代表のテディ・リネールと陸上女子で金メダル3個獲得のマリージョゼ・ペレク氏が行った。豪華オリンピアン、パラリンピアンによるリレーに参加したテニスの元選手、セリーナ・ウィリアムズ氏が「吐きそうだった」と英紙「ザ・サン」が指摘。「手で口を覆った」などと伝えている。

 セレモニー最終盤、サッカー元フランス代表のジネディーヌ・ジダン氏が登場。聖火を2008年北京大会でテニス男子シングルス金メダルのラファエル・ナダルに手渡した。ナダルはセーヌ川をボートで移動。同乗していたセリーナ氏、ナディア・コマネチ氏、カール・ルイス氏の手にも渡った。この時のセリーナ氏の様子について「ザ・サン」は「ファンは、2024年パリオリンピックの聖火を運ぶセーヌ川の揺れのひどい船に乗ったセリーナ・ウィリアムズが『吐きそうだった』と確信している」との見出しで記事を掲載した。

 本文では「42歳のウィリアムズは突然調子を崩すまでは、乗り心地を楽しんでいたように見えた」としたうえで「アメリカのスター選手は救命胴衣を着ながら、立ってファンに手を振ったとき、彼女は体勢を維持するために、素早くコマネチに掴まる必要があった」「23度のグランドスラム優勝を誇り、言うまでもなく4度のオリンピック金メダリストであるウィリアムズは、腕でバランスをとる前に、彼女の手で口を覆った」とセリーナ氏の“異変”を指摘していた。