【ヤクルト】逆転負けで後半戦黒星スタート 先発・山野が2回に一挙9失点 村上が今季初の1試合2発 18号2ラン＆19号2ランも虚しく
ヤクルトは広島に逆転負けを喫し、黒星スタートとなった。
山野が初回の18号2ランで先制するも、2回に9点を失い逆転を許す。
村上の連続2ランなどで追い上げたが、追いつけず敗戦。
■プロ野球 ヤクルト6ー9広島 （26日 神宮）
ヤクルトは広島に逆転負けを喫した。初回、村上の18号2ランで先制する。しかし2回、先発・山野が矢野に逆転のタイムリー二塁打を打たれると、その後は6連打を浴びるなど、一挙9点を失う。その後、村上の2打席連続の19号2ランなどで追い上げるが、追いつけず。後半戦は黒星スタートとなった。
山野が今季4試合目の先発登板。前回登板の16日・中日戦では2回3失点で勝ち負けつかず。
初回、山野は三者凡退に抑える立ち上がり。
スタメンは1番ショート・長岡、2番ライト・青木、3番レフト・宮本、4番サード・村上、5番ファースト・オスナ、6番キャッチャー・中村、7番セカンド・山田、8番センター・丸山和、9番ピッチャー・山野のオーダーを組んだ。
打線は1回、相手先発・ハッチから青木が四球で出塁すると、村上がストレートをバックスクリーン左に運んだ。18号2ランで2点を先制した。
2回、先頭の4番・小園に死球を与える。続く坂倉、菊池の連打で無死満塁となると、続く矢野の走者一掃のタイムリー二塁打で逆転を許した。さらに9番・ハッチに来日初タイムリー、野間、小園にもタイムリーを浴びるなど6連打で7点を奪われたところで投手交代。2番手・金久保も押し出し四球を与えるなど、この回9点を失った。
3回、金久保は秋山に死球、堂林に中安打、坂倉に四球で2死満塁とするが、菊池から空振り三振を奪い無失点。
打線は4回、先頭の宮本が中安打で出塁。続く村上が2打席連続となる19号2ランで5点差に縮める。さらにオスナが中安打、中村が四球で無死一・二塁とするが、山田が三ゴロ、丸山和は三ゴロ、代打・川端は二ゴロで得点を奪えず。
5回裏、先頭の長岡が中安打、途中出場の岩田が四球を選ぶと、相手2番手・黒原がマウンドに上がる。村上が四球で1死満塁となると、オスナのタイムリー、中村の犠飛で2点を返し、3点差に縮めた。
7回、4番手・星が登板。秋山、堂林に安打を許し2死一・三塁とピンチを招いたが、小園から空振り三振を奪った。
7回裏、相手4番手・ハーンから宮本が左安打で出塁。村上は二飛、オスナは二ゴロで得点できず。
8回、星は2死から矢野に二塁打を打たれたが、シャイナーを見逃し三振に抑えた。
その裏、相手5番手・島内がマウンドに上がる。2死から丸山和が四球で出塁するが代打・松本直は右飛に倒れた。
9回裏、相手6番手・栗林から得点を奪えず、ゲームセット。
