パリ五輪で最高のスタートを切ったU-23日本代表の評価が一変? 「日本はメダル獲得の可能性があることを証明した」

AI要約

U-23日本代表がU-23パラグアイ代表とのグループステージ初戦で5-0の大勝を収める。

日本代表はOA枠未使用の大胆な戦略を採用し、才能を発揮しメダル獲得の可能性を示す。

グループステージでの好スタートを切った日本代表、次はベスト8進出へと期待が高まる。

パリ五輪で最高のスタートを切ったU-23日本代表の評価が一変? 「日本はメダル獲得の可能性があることを証明した」

現地時間の24日にパリ五輪グループステージ初戦でU-23パラグアイ代表と対戦したU-23日本代表。

前半のうちにパラグアイが退場者を出したこともあり、数的有利な状況で試合を進めることができた日本は、三戸舜介と藤尾翔太が2ゴール、山本理仁もゴールを決めて5-0の大勝を飾った。決勝トーナメント進出に向け、グループステージ初戦を勝利で飾れたことは重要であり、最高のスタートを切ったと言える。

まだグループステージを1試合終えた段階ではあるが、日本代表の評価は変わりつつあるようだ。米『ESPN』は開幕前、今回の日本代表には「スター選手がいない」と綴り、オーバーエイジ(OA)の選手がいない状況ではメダル獲得は厳しいかもしれないと伝えていた。

しかし、パラグアイ戦の試合を終え、同メディアは日本のことにも触れており、「日本はメダル獲得の可能性があることを証明した」と報道。さらに「3人までのオーバーエイジ選手枠を利用しなかった唯一のチームだったため、人々は眉をひそめていた」と綴りながらも、続けて「大胆な戦略に見えたものが、今では彼らが持つ才能に対する単なる自信に過ぎないように思える」と綴っており、OAの選手がいなくても十分な強さを発揮した日本を称賛した。

OA枠の未使用や初戦前日の半田陸の怪我など、不安もありながら臨んだパラグアイとの初戦だったが、日本は勝利するだけではなく、得失点差の部分でも大きくリードできる勝利を飾った。グループDのもう1つのカードであるU-23マリ代表とU-23イスラエル代表の試合は1-1のドローで決着。最高の形でスタートを切った日本は次のマリとの試合にも勝利し、早々にベスト8進出を決めることができるか。