パリ五輪に降臨した妖精コマネチ、62歳の近影 14歳で金メダル、近年は年齢疑うレオタード姿も話題

AI要約

体操界のレジェンド、ナディア・コマネチさんがパリ五輪に向けて現地入りし話題となっている。

コマネチさんは夫とともにハリウッド女優ミシェル・ヨーと対面し、ファンの感動を呼んでいる。

現在62歳のコマネチさんは、引退後も後進の指導に力を入れながら、体操界に温かいまなざしを送り続けている。

パリ五輪に降臨した妖精コマネチ、62歳の近影 14歳で金メダル、近年は年齢疑うレオタード姿も話題

 現地時間26日に開幕するパリ五輪に向け、現地入りした体操界のレジェンドが話題を呼んでいる。それは五輪金メダリストのナディア・コマネチさん(ルーマニア)だ。自身のインスタグラムで報告している。

 コマネチさんは夫で元五輪体操金メダリストのバート・コナー氏とともにハリウッド女優のミシェル・ヨーと対面したことを報告。「会えてとても嬉しいわ」とつづった。ファンからは「五輪をさらに輝かせるレジェンドたち!! 私たちの世代にとってはすごい感激」「とてもかっこいい」「楽しそうだね!」などの声が上がった。

 コマネチさんは1976年モントリオール五輪で3つ、80年モスクワ五輪で2つの金メダルを獲得するなど、当時の体操界を席巻した元世界女王。14歳で出場したモントリオール五輪の段違い平行棒と平均台では、近代オリンピック史上初めての10点満点を記録した。可愛らしいルックスと見事な演技から「白い妖精」と称された。

 現在62歳。引退後は米国籍を取得し、夫の主宰するジュニア世代のアカデミーで、自身の名を冠した大会を開催するなど、後進の指導にも力を入れている。東京五輪の前には自身のインスタグラムで当時59歳とは思えぬ軽やかな動きを披露し、話題になったこともあった。今なお、体操界に温かいまなざしを送っている。