日本生命・梶田監督「勝つには決め手にかけた」 都市対抗野球

AI要約

第95回都市対抗野球大会での大阪市・日本生命の初戦敗退について、梶田茂生監督は試合内容や選手のプレーに言及した。

山本隆広投手の力んだ投球や補強の大宮隆寛投手の活躍、そして相手先発の前田敬太投手との攻防が試合の中心だった。

取れるアウトは確実に取れていたが、勝利には決定的なチャンスを生かせなかった。梶田監督はチームの課題を挙げた。

日本生命・梶田監督「勝つには決め手にかけた」 都市対抗野球

 第95回都市対抗野球大会は第6日の24日、東京ドームで1回戦があり、歴代最多63回目出場の大阪市・日本生命は、さいたま市・日本通運に1―2で敗れ、5年ぶりの初戦突破はならなかった。大阪市・梶田茂生監督の試合後のコメントは次の通り。

 ◇大阪市・梶田茂生監督

 できるだけロースコアの試合にしたいと思っていた。先発の山本隆広投手はいつもより力んで制球が定まらず、球数が増えてしまった。それでも2失点でよく我慢してくれていた。

 (五回から継投した)補強の大宮隆寛投手がよく投げてくれていたので、なんとか同点に追い付きたかった。

 (相手先発の)前田敬太投手は落ちる球が低めに来ていた。ゾーンを上げて引っ張りにかからないように指示していたが、ワンバウンドを怖がらずに投げられて攻略できなかった。

 (近畿2次予選では7年ぶりの第1代表として勝ち上がった)取れるアウトはちゃんと取れていたので、目指してきた野球はできたが、勝つためには決め手に欠けた。