元中日監督・谷繁元信さん「身が引き締まります」オールスター第1戦の前に野球殿堂入り表彰式

AI要約

23日に行われたマイナビオールスターゲーム2024第1戦での野球殿堂入り表彰式について。殿堂入りした谷繁元信、黒田博樹、谷村友一に贈呈されたレプリカと花束の様子や感想、谷繁さんの思いなどが述べられている。

谷繁さんは殿堂入りしたことについて実感を述べ、レリーフのデザインに関するエピソードも語られている。

さらに、谷繁さんが殿堂入りに関してメディアへの感謝の気持ちを表明するシーンも描かれている。

元中日監督・谷繁元信さん「身が引き締まります」オールスター第1戦の前に野球殿堂入り表彰式

◇23日 マイナビオールスターゲーム2024第1戦(エスコンフィールド北海道)

 野球殿堂入りの表彰式が23日、オールスターゲーム第1戦の開始前に行われ、競技者表彰で殿堂入りした谷繁元信さん(53)と黒田博樹さん(49)、特別表彰で殿堂入りした元審判員の谷村友一さん(故人)に野球殿堂博物館に掲額されるレリーフのレプリカと花束が贈呈された。

 谷繁さんは現役時代は大洋(のち横浜、現DeNA)や中日で活躍し、中日では監督も務めた。「やっぱり身が引き締まります。今日レリーフも初めて見させてもらいましたが、その重さはかなり感じました」と殿堂入りしたことを改めて実感した。

 レリーフの顔はリクエストして作ってもらったという。事前に野球殿堂博物館を訪れて、複数のチームに在籍した人のデザインを見てみたといい、最初に在籍したチーム、最後のチームなどさまざまだったという。

 「いろいろな感情がその方たちにあると思うのですが、僕は両方。試合数もヒット数も、ほぼ半分半分ぐらいというところで、どっちでもいけるものを選びました。捕手のヘルメット(をかぶっているもの)なんです。それでチームのマークが入っていない。やっぱり両方に思いがありますので、ベイスターズ、ドラゴンズ、そして、ファンの方々に感謝しかないというところで、そういう表現をさせてもらいました。できるだけの気持ちです」。最初に入団したベイスターズ(入団時はホエールズ)、途中から引退まで過ごしたドラゴンズへの思いを、レリーフ上で表現した。

 また、「スピーチで言おうかと思ったのは」と切り出し、こう続けた。「メディアの方が投票してくださって殿堂入りできた。感謝しなければいけないなというところを言おうかと思ったのですが、ちょっとこびを売っているみたいで、すいません」。ちゃめっ気たっぷりに語りながら、各メディアへの感謝も語った。