森福允彦「だいぶまたぎましたね」 日韓OB戦で3番手&10番手のフル回転 無死満塁で緊急登板「いい思い出ができたかな」
ソフトバンクなどで活躍した森福允彦が、あり得ない「回またぎ」の好投を見せた。
森福は無死満塁のピンチを凌ぎ、最少失点でこのピンチを切り抜けた。
さらに、特別ルールにより1試合で2度の登板を果たすなど、快挙を達成した。
◆日韓ドリームプレーヤーズゲーム・日本10―6韓国(22日、エスコンフィールド北海道)
ソフトバンクなどで活躍した森福允彦が、あり得ない「回またぎ」の好投をした。
2回から上原浩治に代わり小松聖が登板したが、19球中16球がボールと4連続四球という結果に。無死満塁で3番手として森福はマウンドに上がった。最初の打者を初球で投ゴロに仕留めると、続く打者を6球で左犠飛。最後は5球で三ゴロに仕留め、最少失点でしのいだ。
当初の予定は7回だったが、緊急登板。「一番若いので、全部バックアップということで。1回からバックアップしていました。まさかのノーアウト満塁でしたけど…」と苦笑い。「ゼロが良かったですけどね。ストライクが入って三振も取れたのでいい思い出ができたかなと思います」と汗を拭った。
さらに当初予定の7回には10番手として再びマウンドに。1死一塁として守護神の藤川球児につないだ。特別ルールが可能にした1試合2度目の登板。「1試合でまさかの2回(登板)。ある意味回またぎ、だいぶまたぎましたね」とフル回転していた。