ザンダー・シャウフェレが今季メジャー2勝目 松山英樹は66位

AI要約

メジャー最終戦の全英オープンは、ザンダー・シャウフェレが2位から巻き返し、通算9アンダーで優勝。同一シーズンのメジャー2勝は2018年のブルックス・ケプカ以来で、メジャー初優勝からの同シーズン2勝は15年のジョーダン・スピース以来。

シャウフェレは後半のスパートで逆転し、2位にジャスティン・ローズ、3位にビリー・ホーシェルが入った。前年覇者のブライアン・ハーマンは60位で終え、松山英樹は66位でシーズンを終えた。

メジャー初出場のダニエル・ブラウンは10位に終わり、ラッセル・ヘンリーが5位に入った。ハイライトはシャウフェレの後半の連続バーディであり、今大会を盛り上げた。

ザンダー・シャウフェレが今季メジャー2勝目 松山英樹は66位

◇メジャー最終戦◇全英オープン 最終日(21日)◇ロイヤルトゥルーンGC(スコットランド)◇7385 yd(パー71)

2位スタートのザンダー・シャウフェレが6バーディ、ボギーなしの「65」でプレーし、1打差を逆転する通算9アンダーで5月「全米プロゴルフ選手権」に続くメジャー2勝目を決めた。米ツアー通算9勝目。

同一シーズンのメジャー2勝は2018年「全米オープン」「全米プロ」を制したブルックス・ケプカ以来。メジャー初優勝からの同シーズンメジャー2勝は、15年のジョーダン・スピース(マスターズ、全米オープン)以来となる。

シャウフェレは後半13番のバーディで首位のスリストン・ローレンス(南アフリカ)に並ぶと、14番(パー3)で4m、16番(パー5)で1m強のチャンスを決めて後続を引き離す。最終的に2打差をつけてゴールテープを切った。

通算7アンダーの2位にジャスティン・ローズ(イングランド)と、単独首位からメジャー初タイトルを逃したビリー・ホーシェル。通算6アンダーの4位にローレンス。通算5アンダーの5位にラッセル・ヘンリーが続いた。

2位から出たメジャー初出場のダニエル・ブラウン(イングランド)は「74」と崩れて通算イーブンパーの10位。前年覇者のブライアン・ハーマンは通算11オーバーの60位。

70位スタートの松山英樹は2バーディ、5ボギーの「74」とスコアを落とし、通算12オーバーの66位で今季メジャー最終戦を終えた。