ノリスがハンガリーGP予選でPP&マクラーレン12年ぶりフロント・ロー、3番手フェルスタッペン…角田裕毅はQ3で痛恨クラッシュ|F1

AI要約

2024年のF1第13戦、ハンガリーGP予選が行われる。

Q1では雨が降り始め、赤旗が出てセルジオ・ペレスのクラッシュがあった。

Q3では雨の可能性もあったが、ランド・ノリスが最速タイムを記録した。

ノリスがハンガリーGP予選でPP&マクラーレン12年ぶりフロント・ロー、3番手フェルスタッペン…角田裕毅はQ3で痛恨クラッシュ|F1

2024年のF1第13戦、ハンガリーGP予選が現地時間20日行われた。

現地ハンガロリンクはF2のレース1を終えた後、雨が降ってきたとの情報が。気温24℃、路面温度29℃となっている。

予選Q1開始時刻となり、路面はある程度濡れているものの、スリックタイヤを装着してトラック上へと出ていくドライバーが多数となった。

開始5分で多くのドライバーがタイムを出しにいき、ここで雨がポツポツと降ってくる。すると残り7分を切り、タイムアタック中のセルジオ・ペレスが縁石を使いすぎて、ターン8でスピン。バリアに当たってマシンストップとなった。これでQ1は赤旗となってしまう。

この赤旗時点で角田裕毅はQ1での13番手となっており、脱落圏内の16番手からはダニエル・リカルド、ランス・ストロール、ケビン・マグヌッセン、チョウ・グァンユ、ニコ・ヒュルケンベルグの5台となっている。雨はこの間も降り続ける状況に。

現地時間16:22よりQ1再開とアナウンスされる。残り6分半で再スタートとなるも、この間に路面のウェット状況がやや強まる。チョウ、バルテリ・ボッタス、ジョージ・ラッセルなどが周回を行うも、タイムは赤旗前に比べなかなか伸びず。

Q1終盤が近づくと、多くのドライバーがトラックへと出てきた。ラッセルが自己ベスト更新に成功できたこともあり、安全圏内にいないドライバーはQ1のラストアタックに懸けることに。

ここで最後にタイムを出したドライバーが大きく自己ベストを更新したこともあり、結局Q1で15番手に届かなかったのは、クラッシュしたペレス、ラッセル、チョウ、エステバン・オコン、ピエール・ガスリーの5台だった。

続いて15分のQ2がスタートとなる。ここでユーズドのソフトを装着して、まずはタイムを出しにいくドライバーが多数となった。Q1に比べてレコードラインがどんどん乾いていることもあり、タイムがどんどん上がっていく。

Q2でトップ10に入れなかったのはヒュルケンベルグ、ボッタス、アレクサンダー・アルボン、ローガン・サージェント、マグヌッセンの5台となっている。角田裕毅はQ2で8番手、ダニエル・リカルドが9番手となり、VCARB勢はそろってQ3進出を果たした。

そして上位10番手までのグリッド順を決める12分間のQ3では、途中から雨が降ってくるのではないかとの予報が。そのため、新品のソフトを2本持っているマックス・フェルスタッペンは、ファーストアタックでいきなり1:15.555で周回し、トップタイムをマークする。その後にアタックしたランド・ノリスが1:15.227に最速を塗り替えた。