アーセナルがカラフィオーリ獲得でボローニャと合意! 残すはバーゼルとボローニャの問題に
イタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリがアーセナル移籍に合意。バーゼルとボローニャの契約がネックに。
カラフィオーリは攻守に活躍し、アーセナルの守備陣に新たな戦力として期待される。
移籍金は4000万ユーロに加えて500万ユーロで、バーゼルとボローニャの合意待ち。
今夏の注目株の1人であるイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリ(22)だが、アーセナルがついに合意に漕ぎ着けたようだ。
ローマの下部組織で育ち、2020年9月にファーストチームへ昇格したカラフィオーリ。2022年1月にはジェノアへレンタル移籍すると、2022年8月にバーゼルへ完全移籍。2023年8月にボローニャに加入した。
ボローニャでは公式戦33試合で2ゴール5アシスト。センターバックを軸に、左サイドバックでもプレーが可能。日本代表DF冨安健洋にとってはライバルにもなるが、強固なアーセナルの守備陣に新たな戦力が加わることになる。
イタリア代表としてもユーロ2024で活躍。攻撃性能も遺憾なく発揮しており、人気銘柄に。アーセナルが早くから獲得に動き出しており、高額なオファーを出していた。
カラフィオーリ自身はアーセナル行きで合意している中、問題はクラブ間の合意となっている。
1番の問題は、バーゼルとボローニャの間にある契約とされており、バーゼルはカラフィオーリの売却時に50%の利益を手にすることになっている状況。つまり、ボローニャは、アーセナルからもらう金額の半分しか手にできないことになる。
複雑な契約状況も交渉を難しているとされた中、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が合意したことを発表した。
アーセナルは、ボローニャに対して4000万ユーロ(約68億6000万円)に加えて500万ユーロ(約8億6000万円)を支払うとのこと。あとはバーゼルとボローニャが合意すれば移籍が完了することになるという。