「写真に映る丸い顔」に危機感を感じ筋トレ開始 キラキラドレスでボディコンテスト出場の46歳

AI要約

山本真由美さんがボディコンテストに初挑戦した経緯と努力を紹介。

減量やポージングに苦労しながらも、成長と喜びを見出している様子。

ボディコンテストを通じて仲間とのつながりや心身の強化を得て幸せを感じている。

「写真に映る丸い顔」に危機感を感じ筋トレ開始 キラキラドレスでボディコンテスト出場の46歳

初めてボディコンテストに挑戦したのは昨年。2024年6月16日(日)に行われたマッスルゲート京都大会が自身のボディコンテスト3回目の挑戦となった、山本真由美(やまもと・まゆみ/46)さん。山本さんがトレーニング始めたのは30代の終わり頃に遡る。

あるとき写真に写る自分の姿。丸い顔と、脂肪の付いた太い腕を見て、危機感を覚えた。

「体脂肪を減らさないとまずい!」と思い、それからスポーツクラブに入会、ダイエットを開始した。

山本さんは、当時を振り返り「軽く身体を動かして、汗を流すくらいで、タンパク質の摂取も全然意識していなかったです」と語る。

自分のペースで運動を続けているとき、ボディコンテストのドリームモデルというカテゴリーがあることを知った。「私もキラキラしたドレスを着てステージに立ってみたい!」そう思って憧れのドレスを着るため、本格的にトレーニングを開始した。

ボディコンテスト出場に向けた減量は、これまでのダイエットとは違い、なかなか思うようにいかなかったようだ。

「とにかく減量が苦労しました。しっかりと絞らないと、大会では話にならないのは分かっています。1ヵ月2㎏減のペースで計画を立て、減量開始しましたが、7ヵ月で9㎏という遅いペースでしか減らず、気持ちが焦っていました」

減量の他にも慣れないポージングやステージでの立ち振る舞いにも戸惑いがあったという。

「ポージングについては、知れば知るほど奥深いと思いました。私はすぐに上達するタイプではないので、毎日毎日少しの時間でも良いので練習を重ねました」

なかなか思うようにいかないのが減量。

そんな中でも山本さんは楽しみや喜びを見出すように努めた。

「上手くいかないことが多かったですが、初回に比べれは少しづつ上達しているんです。それが凄く嬉しい!ポージング練習でも、毎回新たな改善点があり、それを更新していくことがとても楽しいです」

山本さんは自分自身が成長することに楽しみや喜びを感じている。

「競技に出場するからには、勝ち負けも大事だけど、自分との戦いに勝つこと。前回より成長できていることが私にとっては、もっと重要。人との比較だから順位付けはさておき、自分史上良い身体になっている事で十分幸せを感じます」

またコンテストを始めることで、同じ悩みや想いを共有できる仲間も増えて、それもコンテストの魅力だと山本さんは語る。

「控え室で仲間とおしゃべりしてると、競技に挑戦する理由も、人それぞれだと知るし、自分は楽しく生きるための一つの要素になっています。何より、大会で出会う選手はみんなすごくキラキラしていて眩しくて、前向きで、お互いに優しい。そんな環境に参加できることだけでも幸せなんです!」

初めは憧れで挑戦したコンテストだったが、いざ参加してみると仲間が増えて心も前向きに変わっていった。

「筋トレをすることで、心と身体が強くなりました。辛いトレーニングを日々積み重ねていると、精神が鍛えられ、日常のちょっとした辛いことなんて大したこと無いように思えてきますし、これは本当に強く感じます!」

初めは鏡に映る自分の姿を変えようと始めたトレーニングが、人前でドレスを着て堂々とポージングを披露するまでに至った。

最後に山本さんは言う。

「トレーニングは、して良いことしかないです!」