早稲田実、土壇場の9回一死から同点!延長10回表に勝ち越し、3回戦屈指の好カードを制する!

AI要約

早稲田実が明大八王子を6-4で破り、激戦を制す。

試合展開は序盤から最後まで緊迫し、延長戦での勝利となった。

エースの中村投手が雨の中で4失点完投勝利を収め、4回戦進出を果たす。

早稲田実、土壇場の9回一死から同点!延長10回表に勝ち越し、3回戦屈指の好カードを制する!

<第106回全国高等学校野球選手権西東京大会:早稲田実業 6-4 明大八王子>16日◇3回戦◇スリーボンドスタジアム八王子

 早稲田実は明大八王子との激戦を制し、6対4で勝利を決めた。大会前から3回戦屈指の好ゲームと呼ばれていたこのカードは序盤から最後まで見離せない試合展開となった。

 早稲田実は3回表にエースの中村 心大投手(2年)の2点適時打で先制。しかし4回裏に明大八王子が逆転に成功し、5回裏にも1点を入れて4対2とする。8回表、早稲田実は1点を返し、迎えた9回表、一死から高崎 亘弘内野手(3年)の適時打で同点で追いつき、延長戦へ。10回表、三澤 由和外野手(2年)の勝ち越し打で2点の勝ち越しに成功。エースの中村は雨中の中、4失点完投勝利。3回戦屈指の好カードを制して、4回戦進出を決めた。

 注目のスラッガー・宇野 真仁朗内野手(3年)が5打数0安打だったが、和泉実監督は「今年は宇野が打たないと負けていた。そういう意味で宇野が打たなくても勝てたのは、チームにとって大きな1勝」と選手の戦いぶりをたたえていた。