【今週の注目新馬】快速で鳴らした母を持つオールザレイジが土曜小倉に登場 学習力高いヴリトラハンは日曜スプリント戦へ

AI要約

オールザレイジは父エピファネイア、母オールポッシブルの快速馬で、栗東CWコースで好調を維持している。

ヴリトラハンの父は種牡馬リーディングランキング2位であり、併せ馬の練習をしながら成長している。

両馬とも調教師の期待が高く、将来の活躍が期待される。

【今週の注目新馬】快速で鳴らした母を持つオールザレイジが土曜小倉に登場 学習力高いヴリトラハンは日曜スプリント戦へ

◆オールザレイジ(牝=父エピファネイア、母オールポッシブル・寺島)

 母はJRAを5勝、19年のGⅢアイビスサマーD3着の快速馬。寺島調教師は「最初は1400メートルを考えていたけど、収まりがよかったのでこの距離で」と説明した。11日の栗東CWコースでは6F86・4ー11・6秒を計時。「仕掛けていい動きができた」とうなずく。気もよくて競馬しやすく、平坦小回りの小倉は好条件だ。「馬体重は先週で510キロ。ここから絞って500キロくらいでいきたい」と語った。

◆ヴリトラハン(牡=父ロードカナロア、母クラリスピンク・千田)

 父は現在種牡馬リーディング2位。母はJRAで3勝を挙げている。10日の栗東CWでは、併せ馬の3勝馬に後れを取るも、5F70・1ー11・7秒をマークした。千田調教師は「先輩が行くからそれに続いて、食らいついている。勉強している」と評価。気性もおとなしくて扱いやすいという。「まだお子様という感じだけど1回走ればピリッとする」と期待を寄せた。