T・ヘルナンデスがドジャース初の球宴ホームランダービー優勝 賞金1億6000万円「スーパーハッピー」

AI要約

ヘルナンデス外野手がオールスターホームランダービーで初出場初優勝を果たし、球団史上初の快挙となった。

ヘルナンデスは決勝戦で自己記録の14本を放ち、ウィットを抑えて優勝を決めた。

大谷翔平からのアドバイスを受けて力強いプレーを見せ、10万ドルの賞金を獲得した。

T・ヘルナンデスがドジャース初の球宴ホームランダービー優勝 賞金1億6000万円「スーパーハッピー」

 16日(日本時間17日)にレンジャーズの本拠地・テキサス州アーリントンで行われるオールスター前日恒例のホームランダービーが15日(同16日)、グローブライフフィールド行われ、ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手(31)が初出場初優勝。球団史上初の快挙となった。

 決勝戦は先攻で自身が14本を放ち、後攻のウィット(ロイヤルズ)を待つ形となった。ウィットのボーナスのラストひと振りがわずかに届かず、13本にとどまり、T・ヘルナンデスの優勝が決定。その瞬間を「スーパーハッピーだった」と振り返り「自分は悪い結果を考える人ではないので、落ち着いて進めた。決勝に残ったことでハッピーだったので誰が勝ってもハッピーだったと思う。今すごく気持ちがいい。自分で自分を少し過小評価していたように思う」と胸を張った。

 昨年までは初戦から「トーナメント制」だったが、今年から1回戦は「総当たり制」となり、出場8選手のうち上位4選手が準決勝に進み、準決勝と決勝がトーナメントという方式に変更された。T・ヘルナンデスは1回戦を4位でギリギリ通過すると、準決勝はボーム(フィリーズ)との延長戦を制し、決勝進出。最後も接戦となったが、シーズン同様の勝負強さで頂点まで駆け上がった。

 1回戦では同僚の大谷翔平投手(30)らがホーム付近まで駆けつけ、大谷はアドバイスをくれた。「彼は『左中間に打て』と言ってたよ。引っ張るな、その方がチャンスがあると」。助言を胸に、賞金100万ドル(約1億6000万円)をゲットした。