大谷翔平 今季29号&日本人初のメジャー通算200号達成 “40-40”は射程圏内

AI要約

大谷翔平選手がメジャー通算200号を達成し、1週間を振り返る。

大谷選手がオールスターに選ばれた際のメンバーからの祝福や、活躍する様子。

大谷選手が40本塁打40盗塁を目指す中、日本の近い達成者や受賞歴について。

大谷翔平 今季29号&日本人初のメジャー通算200号達成 “40-40”は射程圏内

 日本人では初となるメジャー通算200号を達成したドジャース・大谷翔平選手(30)の1週間を振り返ります。

 日本時間7日は本拠地でア・リーグ中地区首位ブルワーズとの一戦。大谷選手はここまで15打席ノーヒットと当たりが出ていません。

 今月5日に30歳になったばかりの大谷選手の6回の第4打席、30代初ヒットはあと少しでホームランという3ベースヒット。

 そして8回、1点リードの場面で30代初のホームランは4試合ぶりの28号!日本人初のメジャー通算200号に王手をかけました。

 日本時間8日、ドジャースのロッカールームでは、ロバーツ監督がオールスターに選ばれた選手6人をチームメートたちの前で発表しました。

 いよいよ大谷選手が紹介される番に…。

ロバーツ監督

「彼がドジャースに来たその日から、オールスターに選ばれると分かっていた。世界の、そして野球界の人気者だ。ドジャースに来てくれた生粋のスーパースター、ショウヘイ・オオタニ、おめでとう」

 紹介された大谷選手は、ちょっと照れくさいのか、はにかむような笑顔を見せていました。

 ドジャースが誇るスーパースターは3回の第2打席、痛烈なセンター前ヒットで出塁し、今シーズン19個目の盗塁を決めると、3番フリーマンがフォアボールで1塁へ。さらに一塁ランナーのフリーマン選手とそろってダブルスチール、今シーズン・メジャー最速で20本塁打20盗塁に到達しました。

 日本時間10日は東地区首位を独走するフィリーズと対戦しました。

 3回の第2打席、カットボールに詰まりながらレフト前におとし、3試合連続のヒットとなりました。

 そして塁に出れば、すかさず走る!これで3試合連続、21盗塁です。

 大谷選手は打って走っての活躍を見せましたが、チームは10失点で大敗です。

 日本時間11日はプレーボール直後からエンジン全開!1回の第1打席、初球を振り抜き、ライト前ヒットで出塁します。そして自身初、日本人最長タイとなる4試合連続の盗塁を決めます。

 このままいけばホームラン48本、38盗塁ペース、スピードとパワーの象徴と言える40本塁打40盗塁、「40-40」も射程圏内となります。

 達成者は昨シーズンのアクーニャJr.を含め、メジャー史上5人のみです。

 そこでクイズ!日本のプロ野球で達成者は残念ながらいないのですが、この「40-40」に最も近づいたのは誰でしょうか?ヒントはホームインの時のバク宙が印象的な選手です。

 正解は、秋山幸二さんです。西武時代の1987年にホームラン43本、盗塁38個をマークしました。ホームランを打った後に披露したバク宙ホームイン、すごかったですよね。

 では、再び大谷選手の活躍に戻ります。

 日本時間11日、大谷選手は、アメリカスポーツ界のアカデミー賞とも言われるESPY賞をMLB部門で史上初の4年連続で受賞しました。新たな勲章を手にし、チャンスで迎えた第3打席、左中間へ運び、同点のタイムリー。3試合ぶりのマルチヒットをマークします。

 7回、ホームランが出れば逆転の場面、対するはオールスター選出の左腕ストラーム投手(32)です。スライダーに空振り三振、チームは3連敗です。