大谷翔平の通算200号が…5点差逆転負けで空砲に ロバーツ監督「勝って祝えなかったのが残念」

AI要約

大谷翔平がMLB通算200号を放ち、しかしチームは延長戦で逆転負けを喫した。

ロバーツ監督はチームの投壊負けに失望し、大谷の快挙を称えた。

大谷は素晴らしいシーズンを送っており、200号到達は驚異的な数字だった。

大谷翔平の通算200号が…5点差逆転負けで空砲に ロバーツ監督「勝って祝えなかったのが残念」

 ドジャース・大谷翔平(30)のMLB通算200号が空砲となった。

 大谷は13日(日本時間14日)のタイガース戦(コメリカパーク)で、5回の第3打席で6試合ぶりの29号ソロを放ち、MLB通算200本塁打に到達。5点のリードで9回を迎えたが、リリーフのバナスコ、フィリップスがまさかの5失点で同点に追いつかれる。

 延長タイブレークの10回、ドジャースは無死二塁からのスタートをフリーマンの併殺打などで生かせず、その裏にタイガースは犠打から一死三塁とし、ウルシェラの左翼2ランで劇的サヨナラの幕切れ…。9―11と逆転負けで大谷のメモリアル弾は報われず、3時間11分の死闘を落とした。大谷は4打数2安打2打点、2四球、1盗塁で打率を3割1分4厘とした。

 まさかの投壊負けにロバーツ監督は「これは私たちじゃない。起こらないことが今日起きた。5点差があった。言い訳はできない。今日の試合をどう乗り切り、どう勝利していくかを考えなければならない」と厳しい言葉を並べたが、大谷の200号については「本当に信じられない数字だ。MVPに匹敵するシーズンを送っている。6年を終え、ケガをして休んでいた期間を考えると、これだけ早く到達したのは素晴らしい。勝って祝福できなかったのは残念だ」などと米メディアに話した。