大谷翔平、前半戦残り2戦で日本人初米通算200号本塁打なるか 6戦ぶりアーチへ「1番DH」スタメン

AI要約

大谷翔平がタイガース戦で期待される日本人初メジャー通算200号を狙う

前日の試合で勝ち越しの適時二塁打を放ち、チームを勝利に導く

オールスターまで残り2試合、大谷はリーグトップの成績を維持しながら、三冠王やトリプルプルスリーにも意欲を見せる

大谷翔平、前半戦残り2戦で日本人初米通算200号本塁打なるか 6戦ぶりアーチへ「1番DH」スタメン

◆米大リーグ タイガース―ドジャース(13日、米ミシガン州デトロイト=コメリカパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が13日(日本時間14日午前2時10分開始予定)、敵地・タイガース戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。昨年7月27日のダブルヘッダーで第1試合に1安打完封、第2試合で2本塁打という伝説を作ったデトロイトの地で6試合ぶりの29号となる日本人初メジャー通算200号に期待がかかる。

 前日12日(同13日)の敵地・タイガース戦では、同点の9回2死一、三塁の5打席目に決勝打となる勝ち越しの適時二塁打。5打数1安打だったが、貴重な一打で4連敗中だったチームを救い「連敗中なのでなかなかタフな試合が続いてましたし、何とか切って、まずいい流れを持ってくるというのが大事だと思うので。シリーズの初戦を取れたのがまず大きいなとは思います」とうなずいていた。

 オールスターまでは残り2試合。タイガースの先発は、ケイダー・モンテロ投手(24)だ。今季デビューしたばかりの右腕で、ここまで4登板で1勝2敗、防御率4・64。だが、6月に入ってからは3日(同4日)の敵地・ツインズ戦でメジャー初勝利を挙げるなど、2登板で12回3分の2を投げて2失点のみの防御率1・42と調子を上げている。大谷は初対戦。5試合本塁打が出ていないが、日米通算200号で29号となる6試合目の一発に期待がかかる。

 大谷は前日12日(同13日)終了時点で28本塁打がリーグ単独トップ。打率3割1分2厘が同2位、67打点と22盗塁も同3位と、三冠王、トリプルプルスリーも視界に捉えている。ここまでチーム95試合中92試合に出場し、362打数113安打(リーグ2位)の打率3割1分2厘(同2位)、28本塁打(同1位)、67打点(同3位)、72得点(同1位)、長打率6割2分4厘(同1位)、OPS1・020(同1位)をマークしている。

 ◆日本人のメジャー通算本塁打数上位

(1)199 大谷翔平

(2)175 松井秀喜

(3)117 イチロー

(4)48  城島健司

(5)46  鈴木誠也

(6)44  井口資仁

(7)42  福留孝介