大谷翔平、ホームラン打てば節目記録ラッシュ まずは日本人初の米通算200号

AI要約

大谷翔平投手が節目のアーチを狙うフィリーズ戦に臨む。1本塁打で米通算200号、2発でシーズン30号、3本で日米通算250号達成を目指す。

強敵相手に燃える大谷は、フィリーズ戦での活躍が期待される。ロバーツ監督も新記録に笑顔で応じる。

オールスターまで残り6戦、大谷は前半戦ラストスパートに入り、記録更新を目指す。

大谷翔平、ホームラン打てば節目記録ラッシュ まずは日本人初の米通算200号

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が、9日(日本時間10日)からの“頂上決戦”で節目のアーチを狙う。9日からは58勝32敗の貯金26、勝率6割4分4厘がともに両リーグトップのフィリーズと敵地で3連戦。あと1本塁打で日本人初の米通算200号、2発で4年連続4度目のシーズン30号、3本打てば日米通算250号に到達する。

 ナ西地区首位のド軍は貯金19、勝率6割4厘だが、リーグで唯一上回るのが東地区のフィリーズ。だが、強敵相手にこそ燃えるのが大谷だ。5月に当時地区首位で地区6連覇中のブレーブス戦で3戦3発。「素晴らしいチームですし、みんな気合も入ってたんじゃないか」と勝負を楽しんでいた。順当ならワールドシリーズ進出をかけてプレーオフで戦う可能性もある。カージナルスとともに本塁打を打ったことのない球団で、30球団制覇王手を目指す。

 16日(同17日)のオールスター(アーリントン)まで残り6戦。91戦28発は49発ペースで、球宴前に30号となれば21、23年に続いて3度目だ。ロバーツ監督は「新しい記録を聞くことに慣れてしまった」と笑うが、大谷が記録ずくめの前半戦ラストスパートに入る。(安藤 宏太)