【女子野球】巨人、阪神との”伝統の一戦”で完投勝利の清水美佑「たくさんのお客さんが力になりました」

AI要約

女子野球の伝統の一戦で巨人が阪神を4-2で破り、2連勝を飾った。

清水美佑投手が完投勝利を収める活躍を見せ、田中美羽と長田朱也香が打撃で逆転に貢献。

3人はヒーローインタビューで試合や女子のワールドカップに向けて意気込みを語った。

【女子野球】巨人、阪神との”伝統の一戦”で完投勝利の清水美佑「たくさんのお客さんが力になりました」

◇13日 女子野球交流戦 読売ジャイアンツ女子チーム4―2阪神タイガースWomen(東京ドーム)

 巨人と阪神による女子野球の”伝統の一戦”が13日、東京ドームで行われ、巨人が4―2で勝利した。先月29日に甲子園で行われた第1戦でも、7―0で巨人が勝利。これで巨人の2連勝となった。阪神との交流戦は昨年から行われ、通算では4戦して巨人が3勝1分けとなった。

 この日は清水美佑投手が7イニングを6安打2失点に抑えて完投勝利。2回に2点先制されたが、味方が反撃し、逆転してくれた中、最後まで粘り強く投げた。打線は2回1死二塁から田中美羽外野手の左中間への適時二塁打で1点をかえし、4回2死満塁から長田朱也香内野手の左超え適時二塁打で2点を奪い逆転。6回にもスクイズで1点を追加した。

 ヒーローインタビューにはこの3人が呼ばれ、清水は「たくさんのお客さんに見ていただく機会はなかなかないので、それが力になりました。最後まで全力で投げることができました」と言ってニッコリ。反撃の一打を放った田中は「チームメートやお客さんの応援、そしてこのかっこいいユニホームが力になりました」。巨人が球団創設90周年を記念した高級宝飾ブランド「ティファニー」とのコラボレーションユニホームも力になったと語った。そして決勝打の長田は「みんながつないでくれたチャンスで何とか逆転しようと思っていた。多くの人の声援に背中を押してもらえてうれしかった」と笑顔を弾けさせた。

 なお3人は、今月末からカナダで行われる女子のワールドカップに、女子の侍ジャパンのメンバーとして出場する。いい弾みにもなったはずだ。